【保存版】ECサイトで売上アップを目指すSEO対策を完全解説!

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【保存版】ECサイトで売上アップを目指すSEO対策を完全解説!

ECサイトを運営する事業者や担当者にとって、「Web集客」は重要なテーマですよね。

Web集客はネット広告やメルマガなどの施策が一般的ですが、ページの検索順位を上げるSEOも効果的です。コンバージョン率の高いキーワードで上位表示できれば、広告費を支払うことなくアクセスを獲得できて、売上アップが見込めます。

魅力的なSEOですが、上位表示を狙う競合サイトも年々増えており難易度は高め。しかもSEOは時間と労力を要するので、ECサイト運営の片手間で作業するのは大変です。

それでもSEOにしっかり取り組むと、サイトの構成やコンテンツの質が向上するので、サイトの利用者にとっても利便性が上がり、かつ信頼性が高いサイトをつくることができます。

自社ECサイトの利便性や信頼性が高まると、コンバージョン率のアップが期待できます。
SEOは売上アップに即効性のある施策ではありませんが、長期的に「サイトを育てる」意識で取り組んでみましょう。

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目次

SEOとは検索エンジンの最適化

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略です。検索エンジンに評価されるよう自社サイトを最適化し、狙っているキーワードで検索されたときに自社サイトを上位表示させる施策です。

検索エンジンに自社サイトを認識してもらうには、まず検索エンジンに自社サイトを発見してもらい、検索エンジンのデータベースに登録(インデックス)してもらうことが前提。

サイトを発見してもらうには、「クローラー」と呼ばれるロボットにサイトへ来てもらう必要があります。クローラーは、どのWebサイトがどんな情報や話題を扱っているかを読み込んで解析をおこなっています。

検索エンジンにページが認識されるまで

SEOに取り組む基本的な考え方は「クローラーに自社サイトの構成や内容を正しく理解してもらう」こと。そしてページを「インデックスしてもらう」ことの2つです。「クロール」と「インデックス」の仕組みを理解しすることで、的確なSEOの対策ができます。

ちなみに日本の検索エンジンでは、GoogleとYahoo!がシェア9割を占めており、双方ともGoogleの検索エンジンを利用しています。そのため、日本向けのECサイトではGoogleのクローラーのみ意識していれば十分です。

1.クローラーとインデックス対策

クローラーの巡回のしやすさ(クローラビリティ)はSEOの基本なのでしっかり抑えておきましょう。具体的な対策をご紹介します。 

販売終了したページを適切に対処する

ECサイトは商品やサービスのページが多くありますが、欠品や販売終了となることがよくあります。欠品や販売終了となったページを適切に対処することで、SEOの評価につなげられます。 

SEO界隈で有名なGoogleのマット・カッツ氏は、適切な対処方法について次のように述べています。 

サイトの規模 推奨の対処方法
小規模サイト
(商品10〜20点)
再販の予定があるなら、一時的な欠品であることをお知らせする。販売終了の場合、ページを削除しないで訪れたユーザへ類似の商品を紹介する。
大規模サイト
(数百〜数千点)
再販の予定があるなら、一時的な欠品であることをお知らせする。販売終了の場合、ページを削除し404エラーを返す。

小規模サイトの場合、1商品ごとに丁寧にページを作成していることが多いですよね。丁寧に作成したページを削除するのはもったいないですし、例え販売終了となっても、訪問者へ類似商品を紹介してあげたほうが、親切であり利便性が高く喜ばれます。 

ECサイトの規模を問わず、欠品や販売終了した商品ページを「放置しない」ことが大切。
販売終了した商品ページを放置するのは、クローラビリティに影響を及ぼすだけでなく、ECサイトを訪問する利用者にとっても好ましい状態ではありませんので、適切に対処しましょう。 

重複ページを適切に対処する

ECサイトでは、重複した商品ページが多く生成されることがあります。たとえば「Tシャツ」の場合、サイズ(S、M、L)やカラーによってパターンが異なるので、同じ商品であっても複数ページになることがあります。 

重複ページが多いサイトでは、クローラーにとって「どのページが重要か」の判別がつきません。判別できない場合、クローラーは「低品質のページが多いサイト」と評価してしまうため、SEOにおいて悪影響を及ぼします。 

重複ページが多い場合は、次の方法で対処しましょう。 

  • サイズなどは「プルダウン」で選択できるようにして1ページにまとめる。
  • 重複するコンテンツをリライトする。
  • canonical属性タグを利用してURLの正規化(統一)をおこなう。
  • 不要なページを削除する。

商品点数が多いECサイトでは、重複ページが自然と増えてしまいがち。重複ページを適切に対処することで、ECサイトの「質」を高めることができます。 

ディレクトリ構造を最適化する

ECサイトは、TOPページ以外にも商品ページやブランド、配送方法、よくある質問などのページがありますよね。作成したページをアップロードするときは、どのディレクトリの階層に入れるかを整理(最適化)することが大切です。

ディレクトリ階層の整理

ディレクトリの構造が整理されているとサイト運営と管理がしやすいだけではなく、クローラビリティが向上します。

また、ディレクトリ別に整理することで、各ディレクトリの「テーマ性」が向上します。テーマ性の向上は、SEO的にも高評価を得やすくなります。

なお、ディレクトリ名やページの名前は「短い英単語」で名付けると、ユーザにとってもクローラーにとってもわかりやすく親切です。また、「メンズファッション」のように2つの単語が並ぶ場合は、ハイフン「-」で「mens-fashion」と区切ると良いでしょう。

パンくずリストを整理する

パンくずリストはディレクトリの階層にそって正しく明記しましょう。

■悪い例

パンくずリスト悪い例

■良い例

パンくずリスト良い例

クローラーはリンクをたどり巡回するので、パンくずリストを整理することはクローラビリティの向上につながります。

また、ECサイトの利用者にとっても、どのカテゴリの商品を見ているかがわかりやすくなり利便性があがります。

サイトマップを登録する

Googleにサイトのページを認識してもらいインデックスしてもらうために、サイトマップを登録しましょう。

サイトマップはXML形式で作成し、「Googleサーチコンソール」を利用して送信します。

なお、サイトマップ登録の有りなしに関わらずクローラーは巡回するので、必ずしもサイトマップが必須というわけではありません。

サイトマップを登録することで、正確なサイト構成と、新しいページの更新日を伝えることができるため、インデックスされるスピードが早くなることが期待できます。

Googleサーチコンソール
https://search.google.com/search-console

EC業界の市場規模・トレンド解説付き

2.ユーザビリティを向上させる対策

ECサイトは、誰でも簡単に商品を見つけられること。そして、ストレスなく注文ができるサイトが望ましいですよね。ユーザにとって使いやすく有用なサイトを「ユーザビリティが高いサイト」と呼びます。

ユーザビリティを高めることでユーザの離脱を防ぐ効果が期待できます。施策はECサイトのジャンルやユーザの年代などによって異なりますが、ここでは基本的な施策をご紹介します。

モバイルフレンドリー対応

モバイルフレンドリーとは、モバイル(スマホ)向けにサイトを見やすく、操作しやすく最適化することです。Googleは2014年からモバイルフレンドリーサイトを検索順位のランキング要素のひとつとして評価しています。

年齢階層別インターネット利用機器の状況(個人)

引用元:総務省(令和元年)通信利用動向調査
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf

上の表は総務省が発表した通信利用動向調査(令和元年)ですが、10代〜60代の世代において、パソコンよりスマホでのネット利用が多い結果となっています。

スマホで使いづらいサイトはユーザビリティが落ちるため、離脱が増えるばかりではなく、SEOにおいても大きな影響を及ぼします。BtoC向けのECサイトは、モバイル(スマホ)を前提とした構築が特に必須といえるでしょう。

モバイルフレンドリー対応の施策は、主に次の5つがあります。

  • 文字を読みやすくする
  • フォーム入力(カートなど)を最適化する
  • ボタン(リンク)やスクロールをしやすくする
  • Flashを使用しない
  • モバイル用viewportを設定する

なお、自社サイトがモバイルフレンドリーに対応しているかのチェックは、Googleが提供する「モバイルフレンドリーテスト」で確認することができます。

(Google)モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja

ページ表示速度の改善

スマホでネットを閲覧する場合、必ずしも高速なネット環境とは限りません。少なくともパソコンより回線速度が遅いため、「ページ表示速度」はとても重要な要素です。

Googleの公表によると「読み込みに 3 秒以上かかるページは、 53%のモバイルサイト訪問者が離れている」とのこと。

モバイルページのスピードに関する新たな業界指標

引用元:モバイルページのスピードに関する新たな業界指標
https://developers-jp.googleblog.com/2017/03/new-industry-benchmarks-for-mobile-page-speed.html

ページの表示に3秒かかると半分のユーザは離脱するという事態は、ECサイトにとっては大きな機会損失といえるでしょう。

スマホが普及した現在では、ページ速度がユーザビリティの大きな要素となっています。Googleもページ速度が遅いサイトの評価を下げはじめているので、検索順位に影響を及ぼします。

ページ表示速度を向上させるには、ページで使用する画像サイズを小さくすることが重要です。ほかにもcssの縮小やJavascriptの最適化、ブラウザのキャッシュの活用といったテクニカルな施策もあります。

自社サイトのページ表示速度を知るには、Googleの「PageSpeed Insight」でチェックしましょう。モバイル向けサイトは「2秒以内」を目指したいところです。

(Google)PageSpeed Insight
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

常時SSLを利用する

SSLとは、Webサイトの通信を暗号化(HTTPS)し送受信させる仕組みのことです。以前は個人情報を扱うカートやお問い合わせフォームのみをSSLにする形式が一般的でしたが、現在は全てのページを暗号化する「常時SSL」が主流となっています。

常時SSLに対応していないサイトは、「安全性の低いサイト」位置づけされるため、Googleからの評価を下げられてしまいます。

また、Chromeなどのブラウザでは、URLの横に「保護されていません」などの警告が表示されます。

SSL対応していない場合

ECサイトの利用者は安全性が低いサイトでの購入を避けますので、警告表示は売上に影響を及ぼしかねません。SEO的にも売上的にも常時SSLは必ず対応しておきましょう。 

これから常時SSL化されたECサイトを作りたい場合は、ECサイト構築サービスMakeShop(メイクショップ)をご利用ください。
安価で常時SSLを導入できるほか、かんたんにSEO設定できるので集客面で強さを持ちます。15日間の無料体験から始められるので費用や準備も要りません。

3.コンテンツ対策

次にコンテンツ対策について解説します。

ユーザがGoogleやYahoo!の検索エンジンで検索する際は、何かしらの解決方法や答えを探しています。SEOで検索の上位表示を目指すには、ユーザの悩みや質問の受け皿となるコンテンツを発信することが鍵となります。

ユーザにとって有益なコンテンツはSEOに有効であり、優良なコンテンツが多いほどサイト全体の評価が高くなります。

ユーザが検索エンジンで探している情報は、大きく分けて次の4つの種類(クエリ)があります。

No. クエリの種類 クエリの内容
1 Knowクエリ 悩みや問題を解決する方法を知りたい。
2 Goクエリ 特定の場所やサイトへ行きたい。見たい。
3 Doクエリ 行動や購入をしたい。
4 Buyクエリ 商品を購入したい。比較検討したい。

「Knowクエリ」は”知りたい”がメインのキーワードなので、コンバージョンから最も遠くなります。対して「Buyクエリ」はコンバージョンに最も近いキーワードであることを表しています。

コンテンツの作成は、4つのクエリに応じて「ユーザの検索意図を満たす」情報を盛り込んでいきます。検索意図に対して、十分なコンテンツを発信し続けている場合、Googleから高評価を得やすくなります。

キーワードの探し方

SEOのコンテンツ作成は、「1記事に対して1キーワード」が基本的な考え方です。たとえば「メンズ Tシャツ」と「レディース Tシャツ」は同じTシャツであっても性別によって検索意図が異なるので、別々にコンテンツを作成したほうが的確な情報を発信することができます。

また、キーワードは「Tシャツ おそろい」や「Tシャツ 文化祭」など複合ワードがたくさんあります。キーワードの選定は、ECサイト運営で培った経験から想像する方法もありますが、実際に検索エンジンで検索されているキーワードを調査するのも効率的。

キーワードの選定は、Google広告が提供する「キーワードプランナー」がおすすめです。

(Google広告)キーワードプランナー
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

選定したキーワードをもとに記事を作成する

キーワードが決まったら、いよいよコンテンツになる記事の作成です。

記事を書くときに気をつけることは、SEOを意識しすぎないことです。SEOを意識しすぎると、キーワードを入れることばかりに集中してしまい内容が不自然になりがちです。

また、記事は多くのユーザが見るためのものではありますが、大多数向けに意識して書くと気負ってしまいなかなか筆が進まなくなるでしょう。

大切なことは、「ひとりのお客様から悩みや質問を相談されて、それに対して答える」イメージをもって書くことです。作成するコンテンツはGoogleロボット向けの記事ではなく、あくまで生身の人間向けの記事です。

「ひとりのお客様」のイメージは「ペルソナ」と呼ばれますが、具体的にどんな年代にどんな属性の人かを想像すると、より鮮明に悩みが見えて記事が書きやすくなるでしょう。

タイトルとメタタグを設定する

タイトルやディスクリプションはSEOでの最重要な設定に位置づけられています。また、魅力的なタイトルは、検索エンジンからのクリック率に大きな影響を与えます。

たとえば「メンズTシャツ オススメ」のキーワードでタイトルをつける場合、単純に「メンズTシャツのオススメ」より、「最新版のメンズTシャツ!店長オススメのアイテムを一挙紹介!」としたほうが、コンテンツの内容をイメージしやすくクリック率が上がりやすくなります。

なお、タイトルは30文字〜32文字程度がオススメ。また、タイトルに狙うキーワード(例:Tシャツ)を必ず入れましょう。あわせてディスクリプションやHタグにもコンテンツに沿ったキーワードを入れます。

4.外部SEO対策

最後に外部SEOについて説明します。

外部SEOとは、自社サイト内のコンテンツに、どれだけ外部からリンクが貼られているかの指標です。

外部リンクがたくさん貼られているということは、コンテンツが「第3者から支持されている」ことの裏付けになるため、SEOに大きな影響を与えます。

以前は外部リンクを有料で購入して順位を上げる「ブラックハットSEO」が全盛期の時代もありましたが、現在は終焉を迎えております。

外部リンクを有料で購入することや、不自然に外部リンクを貼る行為は、SEOの効果が出るどころかGoogleからペナルティとなり検索順位から消されてしまうリスクがあります。絶対に手を出してはいけません。

有益なコンテンツを発信し続ければ、同じ悩みや質問を持つユーザから支持され拡散されます。拡散されると自然に外部リンクが集まりますので、運営者は「良質なコンテンツを発信する」ことだけ考えましょう。

なお、SEOではインデックス後にコンテンツ配信がはじまるので、外部リンクが集まるのに時間を要します。

できるかぎり早く外部リンクを集めたいときは、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを活用しましょう。SNSで共感を得られれば、SEOより早い段階で拡散が期待できます。

まとめ

ECサイトの売上アップを目指すためのSEO対策をご紹介しましたが、いかがでしょうか?

SEOは即効性がなく、効果が出るまでに多大な時間と労力がかかります。それでもコンバージョンにつながるキーワードが上位表示されれば、売上アップにつながるので、ぜひ取り組みたいところです。

そしてSEOの面白いところは、単に検索エンジン向けの最適化にとどまらず、突き詰めるとサイト利用者の利便性や信頼性を最適化することでもあることです。

ECサイトの場合、サイトの利便性や信頼性が向上すると、購入率や客単価にも良い影響を与えますので、ぜひ取り組んでみましょう。