ホームページ作成の費用は?料金内訳の仕組みや、用途別に見る相場を解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ホームページ作成の費用は?料金内訳の仕組みや、用途別に見る相場を解説

集客や認知の点において重要なホームページですが、かかる費用はどのようなものになっているのでしょうか。
正しく費用感を把握することで、効率の良い運営が可能になります。
今回はホームぺージの費用とその内訳、用途ごとのおすすめツールなどをご紹介致します。

あわせて確認したい

「ネットショップ・ECサイトを作りたい」
と考えている方向けの資料ダウンロード

  • makeshop(メイクショップ)は使いやすいから売れやすい。
  • 初めてでも誰でもカンタンに。だから継続率98%。
  • 販売手数料がかからないので圧倒的に安い。
  • EC業界の市場規模・トレンドについての解説付き。
  • 継続率98%:2020年1月〜2020年9月までの期間において毎月契約更新したショップ様の割合(長期契約のショップ様も含みます)
  • No.1:流通額=受注金額。ネットショップ・ECサイト構築サービス運営企業各社の発表数値より、ASPサービス単体の数値を算出し比較(自社調べ 2023年3月時点)

目次

ホームページ作成にかかる費用の内訳

ホームページの作成にかかる費用には、ホームページの構築にかかるイニシャルコスト(初期費用)、保守にかかるランニングコスト(維持費用)があります。
イニシャルコストはドメインの取得費用やレンタルサーバーの契約費用、ホームページの作成費用。ランニングコストはレンタルサーバーの月額料金、ドメインの更新料金、ホームページの更新、メンテナンスなどです。
ドメインの取得費用は、取得するドメインの文字列によって異なり、1円で取得できるものもある一方、数千円かかるものもあります。一般的に末尾がco.jpのドメインがもっとも高く、取得費用だけで1万円を超えるケースもあります。
更新は1年ごとに行う必要があり、費用は1,500円から3,000円ほどです。

レンタルサーバーの契約にかかる初期費用は、3,000円から5,000円程度が一般的で、初期費用を無料に設定しているサービスもあります。
また、月額料金は1,000円から5,000円ほどです。サーバーの容量や多数のアクセスがあった場合の耐久性によって金額が異なりますが、一般的なWebサイトであれば1,000円ほどのプランでも問題ありません。
ホームページの作成や運用を社内で内製対応する場合、作成や更新、メンテナンスにかかる費用を抑えられますが、ドメインやレンタルサーバーに関する費用は変わりません。

ホームページの用途別に見る料金相場比較表

ホームページの用途別に見る料金相場比較表

ホームページ作成にかかる費用の内訳は、前述のとおりですが、ホームページの用途によって作成費用の相場が異なります。
ホームページの用途によって金額が変動するのは、必要なページ数や機能が変わるためです。

以下は、ホームページの用途ごとに作成費用と制作期間の目安をまとめた表です。

  作成費用相場 制作期間
企業・コーポレートサイト/
店舗サイト
30~150万円 2週間~3か月
ランディングページ 20~50万円 2週間~1か月
ECサイト 50~300万円 1~4か月
オウンドメディア 30~100万円 2週間~2か月
ポータルサイト 50~300万円 1~4か月

企業・コーポレートサイト/店舗サイト

企業のコーポレートサイトや店舗サイトの場合、会社概要、事業やサービスに関する案内、問い合わせのページが最低限必要です。
そのほかにお知らせや採用情報を加える可能性もあります。
さらに、集客にも力を入れるのであれば、事例紹介や顧客の声、案内資料の掲載、顧客向けの記事なども用意すべきです。
最低限の情報であれば10万円から30万円ほどで作成できますが、上で紹介したページをすべて含むとなると100万円を超える可能性が高いでしょう。

また、ホームページは企業や店舗にとって顔になる存在でもあるため、ブランディングにつながるようなデザインを目指すケースも多いです。凝ったデザインにしたり、複雑な動きを加えたりすると、その分作成費用も高くなります。

ランディングページ

ランディングページとは、縦に長い1ページ構成のホームページを指します。
一般的に、広告をクリックしたときの遷移先ページに設定されることが多く、商品の紹介などに使われます。

複数のページを作成する必要がなく、とりあえずページを作るだけであれば、作成費用は10万円から20万円ほどです。
しかし、20万円をきる価格帯では、テンプレートをもとに画像やテキストを追加する程度のデザインに仕上がることが多く、修正対応も応じてもらえないケースがほとんどでしょう。
ページ数は1ページといえど、ランディングページはユーザーが商品やサービスの購入をするかどうか決める要素です。
多少コストをかけてでも、商品やサービスのよさが十分に伝わるページにする必要があります。

ECサイト

ECサイトとは、Electronic Commerce(電子商取引)サイトの略称で、オンラインでショッピングができるネットショップを指します。
もっとも安いのは、Amazonや楽天市場などのECプラットフォーム上に店舗ページを作成する方法です。
この方法であればドメインやサーバーも必要ないうえ、テンプレートに沿って商品の画像やテキストを入力するだけで、ECサイトを開設できます。
登録料金、月額料金のほか、売上に応じた販売手数料が課される点がデメリットです。

次に安いのは、BASEやShopifyなどのASP(Application Service Provider)を利用して、ECサイトを作成する方法です。プランによって契約料金や月額費用は異なり、中には無料で利用できるものもあります。しかし、無料プランでは不十分なことが多く、販売手数料がかかるサービスが一般的です。

外注して作成する方法は、もっとも作成費用が高く、最低でも50万円以上かかるでしょう。
しかし、独自性のあるECショップを作成できたり、自社に必要な機能をカスタマイズできたりする点は大きなメリットです。
また、100万円以上の価格帯では、商品画像やテキストなどの素材準備もサポートしてもらえるようになります。
規模によっては200万円から300万円ほどかかるケースもあります。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業や店舗が運営するメディアサイトです。
WordPressをはじめとするCMS(Content Management System)を利用する場合、自社で作成すれば数千円、外注しても10万円以下で作成できるケースが多いでしょう。
しかし、この価格帯では基本的にCMSのテンプレートに沿った設定となるため、実現できるデザインは制限されます。オリジナリティの高いデザインで作成するのであれば、50万円から100万円前後が相場です。

なお、SEOに強いホームページを構築したり、積極的にコンテンツマーケティングに取り組んだりする場合、150万円から200万円ほどかかることもあります。コストはかかるものの、将来的な集客や販促につなげられるため、長期的には費用をペイできる可能性も高いといえるでしょう。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、さまざまなサービスへの入り口となるWebサイトの総称です。
食べログ、ホットペッパービューティーのようにグルメやサロンなど、特定のジャンルに特化したポータルサイトのほか、GoogleやYahoo!のようにメール、天気、地図、検索エンジンなど、多岐にわたるサービスを提供するホームページもポータルサイトの一種です。

ポータルサイトの場合、ポータルサイトの規模、取り扱うサービスの幅広さ、検索やその他の機能によって作成費用が変動します。
小規模のポータルサイトであれば50万円以下で作成できますが、規模によっては100万円以上かかるケースもあります。複数のジャンルを幅広く取り扱っていたり、豊富な検索機能を実装したりする場合の作成費用は、より高額です。

EC業界の市場規模・トレンド解説付き

ホームページ作成後にかかる月額費用相場

ホームページ作成後にかかる月額費用相場

ホームページは作成して終わりではなく、継続的に運営していくものです。
自社でコンテンツを更新できるシステムを構築していたとしても、メンテナンスや機能の追加などの保守が必要です。

継続的にかかる費用は、初期費用に比べると小さな金額ではあるものの、長期にわたって発生するものであるため、慎重に検討する必要があるでしょう。ホームページの作成後にかかる月額費用は、どこまでの範囲で、どのような対応を求めるかによって変動します。

以下は、ホームページ作成後にかかる月額費用の相場をまとめた表です。

  月額費用相場 対応内容
自社で管理する場合 5,000円 維持費のみ
最低限の更新と管理を外注する場合 10,000~20,000円 1か月あたり数回のコンテンツ更新および最低限のメンテナンス
基本的な更新と管理を外注する場合 20,000~50,000円 毎週、または週2回程度のコンテンツ更新およびメンテナンス、簡易的なアクセス解析
集客に力を入れて更新と管理を外注する場合 50,000円~ 頻度の高い更新およびSEO施策の提案を含めたアクセス解析

費用を抑えてホームページ作成を始めるならツールを利用する

費用を抑えてホームページ作成を始めるならツールを利用する

上の表からもわかるとおり、費用を抑えてホームページを作成するには、外注をせずに自社で管理する方法が適しています。
しかし、ホームページの作成や管理には、サーバーやHTML、CSSなどに関する知識が必要です。
そのような知識がなくても簡単にホームページを作成できるのが、ホームページ作成ツールです。
ツールを利用すればフォーマットをもとに、テキストや画像を選んだり、レイアウトを組んだりするだけでホームページを作成できます。

  初期費用 プラン内容 アクセス解析機能 広告表示の有無 容量 ページ数 独自ドメイン
WordPress(ワードプレス) なし パーソナルプラン:875円/月

プレミアムプラン:1,600円/月

ビジネスプラン:3,800円/月

eコマースプラン:6,800円/月
あり(プラグインを利用する場合) あり(有料プランでは非表示可) 無制限 無制限 あり(みずから取得する場合)
Goope(グーペ) 3,300円 エコノミープラン:1,100円/月

ライトプラン:1,650円/月

スタンダードプラン:3,850円/月
あり(ライトプラン、スタンダードプランのみ) なし 1GB~50GB 無制限 あり(月額300円のオプションを利用する場合、またはみずから取得する場合)
Google Sites(グーグルサイト) なし 無料プランのみ なし なし 無制限 無制限 なし
Jimdo(ジンドゥー) なし PLAYプラン:0円/月

STARTプラン:990円/月

GROWプラン:1,590円/月
あり(STARTプラン、GROWプランのみ) あり(有料プランでは非表示可) 500MB(有料プランは無制限) 5ページ(有料プランでは最大3,000ページ) なし(有料プランのみ取得可)
Wix(ウィックス) なし ドメイン接続プラン:500円/月

ベーシックプラン:900円/月

アドバンスプラン:1,300円/月

VIPプラン:2,500円/月

ビジネスプラン:1,800円/月

ビジネスプラスプラン:2,600円/月

ビジネスVIPプラン:3,800円/月
あり(ドメイン接続プラン、ベーシックプランを除く) あり(有料プランでは非表示可) 500MB(有料プランは35GB) 無制限 なし(有料プランのみ取得可)
ペライチ なし スタートプラン:0円/月

ライトプラン:1,078円/月

レギュラープラン:2,178円/月

ビジネスプラン:3,278円/月
あり(レギュラープラン、ビジネスプランのみ) あり(有料プランでは非表示可) 無制限 1ページ(有料プランでは最大10ページ) なし(有料プランのみ取得可)

WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)

画像引用元:https://ja.wordpress.org/

WordPressは、幅広い用途に対応可能なホームページ作成ツールです。
もっとも知名度の高いCMSで、世界中のホームページのうち、3割ほどがWordPressによって作成されています。

WordPressのサービスにアクセス解析機能は入っていませんが、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールとの連携、プラグインのインストールによりさまざまな分析ができます。

Goope(グーペ)

Goope(グーペ)

画像引用元:https://goope.jp/

Goopeは、リーズナブルな価格のホームページ作成ツールです。
無料プランはありませんが、無料トライアルでスタンダードプランを試用できます。
エコノミープランでは利用できる機能はイベント予約のみですが、ライトプランではメルマガ、アクセス解析、お問い合わせフォームの項目編集が追加されます。利用する場合にはライトプランがおすすめです。

さらにスタンダードプランでは、ライトプランの5GBから50GBまで容量が増えるうえ、独自ドメインやSSLなどの有料機能が無料で利用できます。
二段階認証や電話サポートもスタンダードプランのみの機能となっているため、セキュリティ面やサポート面を重視する方は検討してみてもよいでしょう。

Google Sitesは、無料で利用できるホームページ作成ツールです。
Googleアカウントをもっているユーザーはすべてのサービスを無料で利用できます。
本格的に運用する場合は機能性に欠ける部分もありますが、簡易的なホームページを作成するには手軽で利用しやすいでしょう。
ビジネス向けのグループウェアサービス”GSuite”を利用すると24時間対応のサポートサービスを受けられます。

Jimdo(ジンドゥー)

Jimdo(ジンドゥー)

画像引用元:https://www.jimdo.com/jp/

Jimdoは、デザインと実用性を兼ねたホームページ作成ツールです。
簡単な質問に答えていくだけで最適なデザインをAIが提案してくれるうえ、作成アシスタント機能がついており、はじめてホームぺージを作成する方も迷わず作業できます。

また、Jimdoには2種類のデザイン方法があります。
1つはコーディング不要で洗練されたデザインを実現できる方法、もう1つは直接コードを編集してデザインをカスタマイズする方法です。異なる方法によるカスタマイズに対応することで初心者から上級者までカバーしています。

Wix(ウィックス)

Wix(ウィックス)

画像引用元:https://ja.wix.com/

Wixは、コーポレートサイト、ブログ、ECサイトなど、幅広い用途に対応したホームぺージ作成ツールです。
編集方法、プランが豊富に用意されており、さまざまなユーザーのニーズに対応しています。
まず、Wixには3つの編集方法があります。AIを使用して自動でデザインするWix ADI、自由にデザインしたいクリエイター向けのWixエディタ、Webデザイナーをはじめとするデベロッパー向けのVeloです。Wixでは、みずからのレベルに応じて、さまざまなデザイン方法を選択できます。

また、Wixには7つのプランがあります。
ホームページ作成用のプランは、月額500円のドメイン接続プラン、月額900円のベーシックプラン、月額1,300円のアドバンスプラン、月額2,500円のVIPプランの4つです。
さらに、ECサイト構築用のプランとして月額1,800円のビジネスプラン、月額2,600円のビジネスプラスプラン、月額3,800円のビジネスVIPプランの3つがあります。
小規模サイトの場合はベーシックプラン、本格的な運用の場合はアドバンスプランを検討するとよいでしょう。いずれのプランもカスタマー対応は24時間対応です。

ペライチ

ペライチ

画像引用元:https://peraichi.co.jp/

ペライチは、ページ数の少ないホームページの作成に特化したホームページ作成ツールです。プランは、月額無料のスタートプラン、月額1,078円のライトプラン、月額2,178円のレギュラープラン、月額3,278円のビジネスプランの4つです。
スタートプランはSSL対応とレスポンシブ対応のみ、ライトプランでは独自ドメインやフォームの設置、レギュラープランではフッター広告の非表示やHTML、CSSの埋め込み、ビジネスプランではメルマガ配信や決済の機能が追加されます。

ホームページを持つだけであればスタートプランで問題ありませんが、基本的な機能を備えたホームページを作成するのであればライトプラン以上がおすすめです。

まとめ

まとめ

ホームページを作成するには、ドメインの取得、レンタルサーバーの契約、ホームページの構築などの費用がかかります。社内のデザイナーやエンジニアで内製する場合、ホームページ作成ツールを利用して内製化する場合、すべての作業を外注する場合で費用は大きく変動します。また、ホームページの作成後も更新やメンテナンスなどの保守費用が必要です。

ホームページを作成すると、検索エンジン経由の集客やオンラインでの販促により売上が向上する可能性がある一方、費用がかかることも事実です。そのため、何にどのくらいの費用がかかるのかを把握したうえで検討する必要があります。

大企業のブランディングが目的であれば実績のある制作会社への外注、SEOを狙ったオウンドメディアであればアクセス解析機能付きの有料作成ツール、個人事業主のポートフォリオであれば無料の作成ツールといったように、目的に応じて方法を選択することが大切です。

makeshopは
ネットショップ・ECサイト構築に
必要なすべてが揃ったサービスです

60秒でかんたん
無料体験してみる

makeshopについての
お問い合わせ・ご相談は
お気軽にお電話ください。

新規お申し込み・開店について

電話番号 03-5728-6236

制作会社様・パートナー制度について

電話番号 03-5728-6316

【受付時間】10:00~12:00/13:00~18:00(土日祝日を除く)