【2022版】クラウドファンディングはECに活用できる!メリットや成功事例を紹介

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【2022版】クラウドファンディングはECに活用できる!メリットや成功事例を紹介

クラウドファンディングを利用し事業を始めようとお考えの方必見。今回はクラウドファンディングについて解説します。購入型クラウドファンディングのメリット・デメリットからクラウドファンディングとコマースの成功事例まで紹介します。是非参考にしてみてください。

目次

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、「群衆」や「大衆」をあらわすCrowd、「資金調達」をあわらすFundingからなる造語です。クラウドファンディングは、プロジェクトを立ち上げる起案者、プロジェクトを応援する支援者によって成立します。
起案者は、プロジェクトの概要を事業案としてプラットフォーム上で公開し、応援したいと感じた支援者はプロジェクトに投資します。起案者がより多くの支援を集めるために、支援者に対してリターンを提供する点も特徴的です。プロジェクトの結果、開発された商品やサービスをリターンとすることも少なくありません。
クラウドファンディングが注目されている理由は、個人が気軽に応援できる価格帯が多く設けられているためです。目標額が数千万円にのぼるプロジェクトでも、多くの場合は数千円や数万円から支援できるプランが用意されています。

 

購入型クラウドファンディングの特徴

購入型クラウドファンディングとは、商品やサービスがリターンに設定されているクラウドファンディングです。もっともメジャーなクラウドファンディングの形であり、個人・法人を問わず、多くの事業者が購入型クラウドファンディングを実施しています。
支援金が集まりにくい初期段階に投資してくれた支援者を優遇して、先行割引や先行イベントへの参加権をつけるケースも多くあります。

 

ECサイトとの違い

ECサイトとは、Electronic Commerce(電子商取引)サイトの略称です。Amazonや楽天市場のように、オンラインで商品を購入できるWebサイトを指します。
購入型クラウドファンディングも実質的には商品やサービスを購入しているため、ECサイトと同じ役割をはたしていますが、商品の特性には違いがあります。
ECサイトで販売されている商品は、すでに商品化されたうえで市場に流通している商品です。そのため、ユーザーはいつでも好きなタイミングで購入できます。
一方、購入型クラウドファンディングに出品されている商品は、商品化に先立つ資金調達、販売可否のテスト段階です。クラウドファンディングの結果、リアクションや支援額によっては商品化や販売がとりやめになり、支援者しか手に入れられない可能性もあります。

 

クラウドファンディング×コマースの可能性

近年では、クラウドファンディングが新たなコマースの形として注目されています。従来、商品を販売する事業者は、みずから資金を調達して商品を開発する必要がありました。商品の開発段階で市場の反応を確かめたり、顧客から開発資金を募ったりすることなどできませんでした。
しかし、クラウドファンディングの台頭によって、開発前の市場調査やテスト販売を気軽に実施できるようになっています。画期的なアイディアがあっても、資金調達をしてリスクをとらなければ開発できない時代は終わり、個人でもアイディア次第でコマースに参入できる時代になったといえるでしょう。

購入型クラウドファンディングサイト5選

購入型クラウドファンディングサイト5選

近年、購入型クラウドファンディングは盛り上がりをみせており、多くのサイトがローンチされています。サイトごとに得意とするジャンルが異なるため、プロジェクトによって適したプラットフォームを選ぶのがポイントです。
以下では、代表的な購入型クラウドファンディングサイトについて紹介します。

Makuake

Makuakeは、株式会社マクアケが提供するクラウドファンディングサービスです。Makuakeでは、クラウドファンディングにおける支援を「応援購入」と定義しており、投資よりも応援の意味合いを強く押し出しています。
一般的にクラウドファンディングは資金集めの手段として知られていますが、Makuakeを利用する起案者のうち、9割以上は資金調達以外を目的としています。主な目的は、テストマーケティングや認知の拡大です。Makuakeを活用して市場のリアクションをテストしたうえで、本格的な参入を検討する事業者が増えています。

CAMPFIRE

CAMPFIREは、株式会社CAMPFIREが提供するクラウドファンディングサービスです。2011年、日本国内におけるクラウドファンディングのパイオニア的存在としてサービスをローンチしました。
キングコングの西野氏がCAMPFIREを利用して「えんとつ町のプペル展」を入場料無料で開催したことでも知られています。そのほかにオンラインサロンを開設する際にCAMPFIREを利用するユーザーも多くいます。

READYFOR

READYFORは、READYFOR株式会社が提供するクラウドファンディングサービスです。社会貢献に関するプロジェクトを強みとしており、NPO法人や地方自治体による活用事例も多くあります。ふるさと納税制度と連携して、寄附金の使い道に賛同した支援者から寄附を募るクラウドファンディングも実施されています。
また、ほかの大手サービスと比べて手数料が低く、支援金をプロジェクトの実行費用にあてやすい点が特徴です。すこし手数料の割合が高くなるものの、専任の担当者がつくフルサポートプランも設けられているため、初心者でも利用しやすいサービスです。

ケツジツ

ケツジツは、株式会社KADOKAWAが提供するクラウドファンディングサービスです。受注生産販売に特化したプラットフォームとなっており、目標額に到達しなかった場合は料金の引き落としや商品の販売はされません。

ENjiNE

ENjiNEは、株式会社Relic.が提供するクラウドファンディングサービスです。チケット販売型のシステムを採用しており、支援したユーザーは商品やサービスとの引換券を獲得できます。さらに獲得したチケットの流通も自由化されているため、ENjiNEを中心に広く経済活動が活性化される点が特徴的です。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングのメリットは、資金調達ができることだけではありません。前述のとおり、Makuakeは資金調達以外の目的で利用しているユーザーが多く、むしろ金銭面以外のメリットの方が大きいと考えられます。
以下では、クラウドファンディングのメリットについて解説します。

 

商品のプロモーションに利用できる

クラウドファンディング上には、好奇心をもったユーザーが数多くいます。一般的なECサイトのように購入だけを目的としておらず、ユーザーは新たな発見や面白さを求めています。そのため、話題性のある商品やサービスを生み出せれば、クラウドファンディングへの出品がプロモーションにつながるはずです。SNSと組み合わせて拡散できれば、さらなる認知度の向上も狙えるでしょう。

テストマーケティングに活用できる

クラウドファンディングの最大の特徴は予約販売です。商品やサービスを出品する時点で現物を用意しておく必要はなく、一定以上の資金が集まったときに開発を始めたり、支援者の数だけ製造をしたりできます。
一定以上の反応が得られなかった場合に販売しない形式はAll or Nothingと呼ばれており、クラウドファンディングにおいてはメジャーな販売方法です。All or Nothing方式での出品は、テストマーケティングにも活用できます。

低リスクで出品できる

前述のとおり、在庫をもたずに出品できる点はリスクヘッジに大きく貢献していますが、クラウドファンディングの魅力はそれだけではありません。クラウドファンディングを利用するにはサービス利用料がかかりますが、課金方式は基本的に成功報酬です。そのため、たとえ出品しても資金が集まらなかった場合は費用がかかりません。

クラウドファンディングのデメリット

クラウドファンディングのデメリット

クラウドファンディングにはさまざまなメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットもあります。たとえば、資金調達に時間がかかったり、アイディアの流出につながったりする点は代表的なデメリットです。
以下では、クラウドファンディングのデメリットについて解説します。

 

資金調達に時間がかかる

クラウドファンディングで資金調達をする場合、目標額に到達するまでには数か月かかるのが一般的です。支援者の多いアイディアであれば数日から数週間ほどで支援が集まることもありますが、画期的なアイディアが多く並んでいるなか、支援を勝ち取るのは簡単ではありません。
そのため、事業資金をクラウドファンディングのみに頼るのは非常に危険です。あくまでも部分的な資金援助として考えておくべきです。クラウドファンディングによる資金調達は不確定、かつ時間がかかると想定したうえで事業計画をたてておきましょう。

プロジェクト完遂へのプレッシャーがある

クラウドファンディングのプロジェクトは、支援を受けてから本格的にスタートするケースが多いですが、もし途中でプロジェクトがとん挫してしまっても、支援金は基本的に返金されません。しかし、支援者の多くはプロジェクトが失敗するリスクを考慮していません。万が一、プロジェクトが失敗に終わってしまうと、起案者へのフラストレーションがたまるリスクが高いでしょう。
そのため、目標額やリターンを検討する際は、実現可能性についても熟考すべきです。また、なかにはプロジェクトの失敗時に返金をしなければいけなくなるケースもあります。

アイディアを盗用されるリスクがある

クラウドファンディングでは、まだ世の中に出ていないアイディアを公開します。そのため、支援者だけでなく、悪質な業者にも自身のアイディアを知られてしまうおそれがあります。とくにクラウドファンディングによって支援を受けてから開発・製造をする場合、アイディアを盗用されるリスクが高まる点に注意が必要です。
そこでクラウドファンディングに出品する前に、特許を出願しておくのがおすすめです。資本力のある事業者に盗用されてしまうと、せっかくクラウドファンディングが成功しても太刀打ちできなくなってしまいます。

クラウドファンディング×コマースの成功事例

クラウドファンディング×コマースの成功事例

クラウドファンディングの活用方法は、新たなアイディアを生み出した事業者だけではありません。すでに一定のシェアをもつ事業者が認知度を高めたり、新商品を開発したりする際にも活用できます。
以下では、クラウドファンディングとコマースの成功事例について紹介します。

【アパレル】Octet

男性向けアパレルショップのOctetは、クラウドファンディングによってニッチ商材の認知度向上を実現しました。具体的なアクションは「背が低くてお腹が大きい人向けの仕事着」をコンセプトとしたスーツのクラウドファンディングとプレスリリースです。
その結果、4つの新聞に取り上げられ、ECサイトのアクセスは300%、売上は140%に成長を記録しました。

【アパレル】nakota

セレクトショップのnakotaは、クラウドファンディングによってECサイトの売上を向上させました。もともとはニット工場の廃業を阻止するために、大量発注したニット帽の購入者を探す目的で実施したプロジェクトです。クラウドファンディング上では93人の支援者から96万円を集めることに成功しており、さらにTwitter上での拡散も含めると、影響力の大きさははかり知れません。

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最近は台湾や韓国のクラウドファンディングも盛り上がっている

最近は台湾や韓国のクラウドファンディングも盛り上がっている

もともとクラウドファンディングは海外で発祥した文化です。2001年にサービスを開始した「ArtistShare」に続いて、2008年には「Indiegogo」、2009年には「Kickstarter」が誕生しました。いずれも現在では世界最大級のクラウドファンディングサービスに成長しています。
近年では、台湾や韓国をはじめ、アジア圏においてもクラウドファンディングが盛り上がりをみせています。そこで注目されているのがクラウドファンディングを通して、日本の商品やアイディアを海外に展開する手法です。海外展開を狙っている事業者の方は、台湾のzeczecや韓国のWadizなども検討してみるとよいでしょう。

まとめ

まとめ

近年、クラウドファンディングをきっかけに、物販事業を成功させるクラウドファンディングコマースが注目されています。商品やサービスをリターンに設定する購入型クラウドファンディングの台頭によって、ECマーケティングの可能性はさらに拡大しています。
一方、業界の盛り上がりにともなって、国内外にさまざまなクラウドファンディングサービスが誕生しているため、利用する際は適したプラットフォームを選定することがポイントです。

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