今世界で注目のshopifyとは?基本機能から費用、メリット・デメリットを徹底解説

世界で最も利用されているECプラットフォームはご存じでしょうか?
Shopify(ショッピファイ)はカナダ発のECプラットフォームで世界175か国100万ショップ以上に導入されています。

日本では2017年参入ということもありまだまだご存じない方もいることと思います。
ここではそんなShopifyのメリット・デメリットを踏まえご紹介いたします。

※当記事の各種数値は2023年3月時点での情報を著者がまとめたものになります。

近年注目を集めているShopify(ショッピファイ)とは?

Shopifyを一言であらわすと、機能拡張ができるレンタル型の通販カートASPです。
これまで自社サイトをオープンするには、サーバーを用意する必要がありましたが、Shopifyの場合サーバーの用意などは不要。
サブスクリプション型のサービスモデルでECサイトを開設できます。

サーバーの用意が不要なECサイトというと、Amazonや楽天市場のようなモール出店を想像される方もいるかもしれませんが、Shopifyの場合はモールのような制約はなく、「アプリ」とよばれる機能拡張システムで独自のサイトにカスタマイズできます。

本格的なネットショップが開設できるECプラットフォームとして、世界175か国100万ショップ以上に導入されています。

2017年に日本向けにローカライズされ、国内でもTORAYAや山本山、「靴下屋」Tabioなど、多くの企業に導入されました。
初期費用はかからず、14日間の無料期間も利用できます。
グローバルでの流通総額はなんと10兆円を超え、Amazonキラーとよばれるなど、近年注目を集めているサービスです。

ECカートの種類について詳しい解説はこちらの記事も参考にしてみてください。

ECカートシステムの選び方完全ガイド【おすすめ7社徹底比較も】

Shopifyの基本機能と特徴について

機能拡張ができるレンタル型の通販カートASPといっても、特徴はわかりにくいですよね。
これまでのモール型のECサイト出店や、自社ECサイトの構築と具体的にどう違うのかをご紹介します。

100種類を超えるテンプレートからデザインが選択可能

Shopifyでは「テーマ」とよばれるデザインテンプレートにより、コーディングやデザインの知識がない人でも、かんたんにサイトデザインを変更できます。

テーマは100種類を超えており、無料のデザインテンプレートがあることも嬉しいポイントです。
無料のテンプレートでもそのまま使用できるほど完成度が高いので、初期段階では無料テーマで運営しても良いでしょう。

また、有料のテーマもShopify公式としてリリースされているものでも$180前後で購入可能、非公式のものであれば数十ドルで購入できるため、デザインの導入のハードルが非常に低いことが魅力です。

どのテーマも購入前に、デモ画面を通してデザインや動的コンテンツの動きを確認できるため、自社の商品と有料デザインの相性を見ながら購入を検討できるため安心です。
デザイナーやエンジニアを雇う必要がないため、初期費用をおさえたい方にはおすすめです。

ただし既存のテーマを自分好みにカスタマイズするにはHTML/CSSの知識が必要となります。

多様な決済方法を選択できるカート機能

Shopifyではアプリなどを利用し、カート機能に決済方法を追加できます。

決済方法を充実させることは、訪問者の離脱を防ぐ重要な課題です。
SB Payment Serviceの調査では、ECサイトで商品を購入しようとした際に、希望する支払方法がない場合「ほかのECサイトで同じ商品を探して購入する」という回答が60%を上回りました。
(調査:https://www.sbpayment.jp/support/ec/survey/exit-rate/

具体的にどのような決済方法が求められているのか、同社の調査結果は以下のとおりです。
(調査:https://www.sbpayment.jp/support/ec/survey/onlineshopping-payment/

決済方法比率
クレジットカード決済79.1%
コンビニ決済6.6%
キャリア決済2.9%
代金引換2.8%
後払い決済2.0%
銀行振込1.2%
その他の16決済手段5.4%

クレジットカード決済の希望が79.1%と、大きな割合を閉めていますが、残りの20%という数字は決して無視できません。
クレジットカード以外の決済方法を希望する訪問者のうち、60%が離脱してしまうのは大きな機会損失だからです。

決済方法を追加できるShopifyのメリットは活用し、訪問者の希望する決済方法を用意して離脱を防ぎましょう。

Shopify Paymentを有効化すると各種クレジットカード決済やApple Pay、Google Payといった多様な手段に対応できます。

Shopify Paymentsが対応する決済

  • VISA
  • MASTER
  • AMEX
  • JCB
  • Diners Club
  • Discover
  • Shop Pay
  • Apple Pay
  • Google Pay

例えばJCBの利用やコンビニ決済など、Shopify Paymentでは対応しきれない決済方法も、アプリを追加してとりこぼしのないようカバーできます。
以下では、代表的な決済アプリを紹介します。

決済方法特徴
Amazon PayAmazonアカウントを利用して決済できる。
PayPal越境ECに強い決済方法。
docomo digital支払いが携帯電話料金といっしょに請求される。
Paidy翌月払い(コンビニ/銀行)クレジットカードを持っていないお客様にもリーチが可能。

Amazon Payは手数料が高いため導入をためらう方もいるかもしれませんが、手数料以上にお客様の需要があります。

Amazon Pay最大のメリットはその信用度です。
購入者の中にはECサイトでのカード決済に不安を感じる層が一定数いることを忘れてはいけません。

はじめて使うECサイトにカード情報を入力するより、AmazonのIDで支払いたいというお客様がいることは当然ともいえます。

手数料を払ってでも導入するべきAmazon Payのように、単純に料金の比較だけで決済方法を選ぶのは危険です。

取り扱う商材や、ターゲットが好む決済方法を調査して、最適な決済方法にカスタマイズしましょう。

さまざまな外部サービスや販売チャネルとの連携が可能

販売チャネルとは流通経路のことです。つまりShopifyと外部サービスが連携されると、さまざまな経路から商品を販売できるようになります。

代表的な販売チャネル

  • オンラインストア
  • Facebook(Messengerを含む)
  • Instagram
  • Amazon
  • 購入ボタン
  • Pinterest
  • Google Shopping

InstagramやFacebookなどのSNSは閲覧者数の多さが魅力です。
「SNSは毎日使っている」「暇つぶしにSNSをよく使う」という人も多いため、複数回にわたって長時間商品を見てもらえることもあります。
認知拡大が課題となるECサイトにおいては、SNSとの連携を使わない手はありません。

また、購入ボタンはECサイト外で自分のブログなどを持っている場合に、おすすめの販売チャネルです。
購入ボタンをブログの中に埋め込むことができ、閲覧しているユーザーはブログからそのままカートへの追加や決済までができる機能になっています。

認知を最大限に拡大するという観点から、販売チャネルとの連携は積極的におこなうべきです。
Shopifyの提供する「外部サービスとの連携機能」は必ず活用しましょう。

マーケティング改善のためのストア分析機能

Shopifyではストア分析機能が非常に便利です。日々のデータ推移はもちろん、改善の提案なども表示されるため、マーケティングの改善に役立ちます。 Shopifyのマーケティング改善は「標準機能」「外部ツール」「アプリケーション」と3つの方法があります。
まずShopifyの標準分析機能として、すべてのプランで財務レポート機能とダッシュボード機能が使用可能です。

ダッシュボード分析でわかること

  • 販売合計
  • オンラインストアのセッション数
  • リピーターの割合
  • オンラインストアのコンバージョン率
  • 平均注文金額
  • 総注文数
  • 販売単位別の上位商品 など

上記のとおりShopifyの標準機能だけでも多くのデータが分析できますが、ストアの流入経路や訪問者が使用しているデバイスを知ることはできません。 標準機能で集計できないデータをカバーするために、Googleアナリティクスなどの外部ツールを取り入れましょう。
とくに広告出稿時などは、その効果を計測にGoogleアナリティクスによる流入経路のデータが役立ちます。広告からの流入によって売上が上がったのか、自然流入の顧客が購入してくれたのかを知ることは次の施策に役立つからです。

Shopify APPストアを利用したストアの機能拡大

「アプリ」の導入よって、運営に必要な機能やマーケティングを効率かする機能を追加できます。
ほかのサービスでは機能の拡大をこんなにかんたんにはできません。
モールに出店している場合はモールの制約の中でしか機能は追加できませんし、自社ECサイトの場合はエンジニアに外注するなどして機能を追加することが一般的です。

ところがShopifyの場合、すでにサードパーティの開発者が公開している「アプリ」が多数あり、そのアプリの導入によって機能を追加できます。

例えば、Shopifyの標準機能やGoogleアナリティクスをサポートする位置づけとして、LukkyOrangeなどのアプリケーションも活用します。
LukkyOrangeはユーザーの離脱場所や、クリックした場所のヒートマップを見るアプリケーションです。具体的なユーザーの動きを知ることで、さらなる改善に役立ちます。

ほかにも、ユーザーの離脱率を下げるにはサイトの表示速度の改善が必要になることもあるでしょう。
サイトの表示速度を上げる方法として、画像を自動で圧縮するアプリ「Tiny IMG SEO Image Optimizer」が優秀です。

ECサイトは商品写真やバナーなど画像を多く使いますが、データ容量の多い写真ばかり使ってしまうと処理に時間がかかり、ページの表示速度が落ちてしまいます。
「Tiny IMG SEO Image Optimizer」がサイト上の画像を自動で圧縮してくれますので、操作に手間取ることなく、サイト表示速度の改善が期待できます。

カゴ落ち対策もできるメール配信機能

Shopifyではカゴ落ち対策として標準でメール配信機能が搭載されています。
基本的に他のカートASPでは、カゴ落ちメール配信は有料オプションであることが多いため、標準の料金内で搭載されている点は魅力的です。
カゴ落ちとはECサイトの訪問者が商品をカートに追加したあと、決済に進む前にサイトを離脱してしまう状況をいいます。

カートに追加したあとに離脱する訪問者は、カートに追加する前に離脱した訪問者よりも購入意欲は高いので、カゴ落ちした商品ほど対策が重要だといわれています。
カート落ち対策としてメールを送ることで、商品の存在を思い出してもらい購入してもらうことが目的です。

クーポンコードを発行し販促活動が可能

Shopifyのクーポンコード発行機能では、特定のユーザーのみに絞ってクーポンを発行できます。
顧客に一律でクーポンコードを発行するより、セグメント分けしたユーザーに向けたダイレクトなクーポンほどいい反応が期待できます。
たとえば完全な新規顧客と既存顧客では、有効なクーポンが異なります。

クーポンコード発行のセグメント分け例

  • 新規顧客の獲得
  • 既存顧客のリピート購入
  • 顧客単価アップ

新規顧客の獲得には初回割引のクーポンなどが有効です。「せっかくだからクーポンを使って購入しよう」と行動してもらう最後の一押しです。
既存顧客のリピート購入を目的としたクーポンなら、誕生月に使用できるクーポンや記念日のDMなど、特別感を感じてもらうことで購入率アップが期待できます。

最後に顧客単価アップのためのクーポンとは、アップセルやクロスセルとよばれるハイグレードな商品のクーポンや、セット購入でお得になるクーポンとして提供し、全体的な単価のアップを狙います。
単純に一律のクーポンを発行するのではなく、顧客の状況に合わせたクーポンの発行が成功の秘訣です。

ブログ機能を活用したコンテンツマーケティング

Shopifyにはサイトのブログを追加できます。
ブログの運営では検索流入からの新規顧客の獲得も期待できますが、SNS集客との相性もよいです。
TwitterやFacebookなどのSNSの場合、商品情報ばかりを更新する企業アカウントは好まれません。
コミュニケーションを目的とするSNSの場合「知らなかった」「だれかに教えたい」といった情報を発信によってファンが増え、集客経路として機能します。
商品を販売しているECサイトと、情報発信のブログの運営は相乗効果が期待できる相性がよい機能です。

Shopifyの料金体系について

Shopifyにはベーシック、スタンダード、プレミアムと主要な3つのプランが用意されており、どのプランも初期費用はかかりません。
それぞれのプランの主な違いは、決済手数料、スタッフのアカウント数、レポート機能などです。
登録できる商品数もプランによる制限はなく、プランはいつでも変更できます。

ベーシック
プラン
スタンダード
プラン
プレミアム
プラン
月額費用33USD
約4,400円
92USD
約12,400円
399USD
約53,600円
スタッフアカウント数2515
商品登録可能数無制限無制限無制限
レポートベーシック標準プレミアム
不正分析
国内のオンラインクレジットカード手数料3.40%3.30%3.25%
海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料3.90%3.85%3.80%
JCBのオンラインクレジットカード手数料4.15%4.10%4.05%
Shopify Payment以外のオンラインクレジットカード手数料2.00%1.00%0.50%

ベーシック、スタンダード、プレミアムの3つのプラン以外に、一番低価格なスタータープランなどもありますが、制約が多いのでおすすめしません。

Shopifyのメリット

1.低コストでECサイトの運用が始められる

有料のカートASPの中でも、比較的低コストでECサイトの運用を始められることはShopifyのメリットです。
初期費用0円で月額費用も最低限プランに応じた金額を支払うだけでECサイトとして機能しますし、プランの途中変更もできます。

サイトのデザインまで無料のテンプレートで用意できるため、オープンまでのコストはほとんどかかりません。
運用しながら機能を追加したり、販促機能を追加したりと費用はかかってきますが、これはShopifyに限らずすべてのECサイト運用にいえることです。

2.各種手数料が低い

ECサイトの利益は決済手数料に圧迫されてしまいやすいですよね。
Amazonや楽天市場などのモール出はとくに「売れれば売れるほど決済手数料の負担が大きくなる」といわれています。
Shopify公式の決済方法であるShopify Paymentなら、取引手数料0円、初期費用0円、振込手数料0%。クレジットカードの決済手数料のみで使用できます。
売上から差し引かれる手数料が低いことはShopifyのメリットのひとつです。

3.越境ECに対応している

Shopifyは越境ECの手段としても期待されています。
越境ECとは国際的な電子商取引のことです。ShopifyはUPSやFedExといったグローバルな配送業者と提携しているため、中国やアメリカをはじめとする国外への配送が実現します。
とはいえ過度な期待は禁物です。Shopifyでショップを開設したら国外からの注文が極端に増えるわけではありません。国外には国外のマーケティングや広告を実施し、徐々に市場を拡大していきます。
越境ECへの挑戦はかんたんではありませんが、経済産業省の調べによれば、日本の越境EC市場規模は2,765億円と巨大です。
これまで実現が難しかった国外への配送をShopifyが可能にしたことで、越境ECという巨大市場に参入できることは、中小企業にとって大きなメリットです。
また訪日観光客が日本の商品のファンになり、帰国後にリピート購入を希望することが増えています。運営しているECサイトによってはすでに海外から購入の問い合わせもあるのではないでしょうか。
これまで個別に対応するかお断りするしか手段のなかった国外への配送に、新たな流通経路を確保できることもShopifyの魅力です。

※shopifyユーザーも使用している人気越境ECサービスも参考にしてみてください。

4.B2B向けECに対応している

流通金額が大きいB2B向けECが、今注目されています。
全世界のB2B向けEC市場は12兆2,000億ドル(約1,334兆円)となり、B2Cよりも大きな市場です。
ShopifyではB2B向けの卸売り販売の機能として、まとめ買い時の値引きやパスワード付きのオンラインストアも公開できます。
Wholesale & Custom Pricingというアプリを導入すると「最低ロット500個から」「卸通常価格の40%OFF」などのB2B向け販売の設定もできます。
決済手数料のコストが低いShopifyと、流通金額の規模が大きいB2B向けECの相性は良いので、今後ますます市場規模が大きくなると予想されています。

5.物販以外の販売方法も充実している

アプリの導入によって物販以外の販売方法も実現できます。

アプリで追加できる販売方法

  • オンラインサロン
  • ウェブコンテンツ販売
  • クラウドファンディング

オンラインサロンやクラウドファンディングなどは、物販とは別のノウハウが必要なので、活用するのは難しいかもしれません。
しかし競合との差別化や今後の販売戦略を考えるうえで、マネタイズの方法が複数あるメリットは大きいです。
今すぐに活用できなくとも、今後の収入源となる可能性は十分ありえます。

Shopifyのデメリット

1.完全に日本語対応にはなっていないため英語力が必要になる場合も

カナダで開発されたサービスであるShopify、その一次情報は英語です。
2017年に日本向けにローカライズされ、その後日本語化が進んではいますが、管理画面の一部やサイトデザインによっては、日本語化されていない英語のみの情報もあります。
とくにアプリは海外の開発者が作っている場合が多く、英語でしか説明されないアプリも多数存在します。
英語に苦手意識のある方は、日本語対応されていないというデメリットに不安を感じるようです。
しかし、Shopifyの主要な機能やアプリは、日本人がブログやYouTubeで解説していたり、業者に外注して実装したりと代替手段はありますので、英語がわからないと運営ができないわけではありません。
日本語対応されていないという事実に対し、英語を読む以外の対応策もあると知れば、さほど恐れることはないデメリットだといえるでしょう。

2.日本の通販システムや代理店向けになっていない部分がある

Shopifyでは定期購入機能や熨斗対応、冷蔵、冷凍などのシステムがありません。
化粧品やサプリメントといった商材を扱うショップからみれば、定期購入機能がないことはデメリットですよね。
現状では使えない機能もありますが、Shopifyのよいポイントはアプリによる機能の追加です。いずれ日本向けのシステムやアプリが開発され、日本の通販システムにもマッチしていくことでしょう。

3.HTML/CSSの知識が必要になる場面がある

コーディング不要でショップをオープンできるのがShopifyの魅力ですが、HTML/CSSの知識はあるほうがよいです。
ECサイトは運営しながら改善を繰り返すことが重要で、それも小さな改善を繰り返すこととなります。
たとえば商品名の文字の大きさを現状より若干大きくしてみたり、表示される画像の大きさを調整してユーザーの画面に表示される商品数を変えてみたりを何度も試すことで、売上目標を達成するのです。
小さな改善のために毎回デザイナーに外注していては費用がかさんでしまうため、ある程度の知識は必要とも考えられます。

4.自社で集客する施策が必要

「ECサイトの出店は砂漠にお店を出すようなものだ。」といわれています。ECサイトは認知拡大や集客が難しいことのたとえです。
インターネット上のショップは世界中とつながっているように思えますが、お客様にショップの存在が知られていなければ、まさに砂漠にぽつんとオープンしたお店と同じです。
あのAmazonや楽天市場でさえ、テレビCMやネット広告に莫大な予算をかけて集客しています。逆にいえばAmazonや楽天市場への出店は、モールが集客をしてくれていたということです。
Shopifyに限らず自社ECサイト全般にいえることですが、自社サイトへの集客はかんたんではないためデメリットともいえます。

実際のShopify利用経験ある人に評判・レビューを聞いてみました!

実際にShopifyを利用した経験があるEC運営者の方にアンケートを取りました。
「今とても注目されている」といった情報が見かけますが、実際に使った人の生の声はまだまだ少ない印象ですので、参考になる部分も多いはずです。

【アパレル】20代男性・Shopify利用歴3年

カートASPの中でもShopifyに決めた理由や、決め手はなんですか?

「アプリケーションの豊富さ、世界共通のプラットフォーム、決済手数料の安さです。」

Shopifyを利用してみて感じたメリットは?

「サポートが手厚い。24hグローバルでサポートしてくれるので日本のプラットフォームにはないと思う。」

Shopifyを利用してみて感じたデメリットは?

「デメリットには感じないが、基本英語なので英語ができないもアプリケーションの導入やサポートを受けるのは難しいと思う。」

Shopifyを利用してみて「成功だった!」と思える体験談やエピソード

「広告の連携、Instagram、Facebook、Googleなどの連携がShopify上から容易にできたこと。」

Shopifyを利用してみて「失敗だった…」と思える体験談やエピソード

「月額課金制なので収益が発生するまでは厳しかった。上手く行かなかったストアの損切りを引きずってしまったこと。」

【雑貨】30代男性・Shopify利用歴5年

カートASPの中でもShopifyに決めた理由や、決め手はなんですか?

「サーバーが強く、注文が殺到してもサイトがダウンしない。価格設定がわかりやすい。」

Shopifyを利用してみて感じたメリットは?

「海外販売に強く、カスタマイズがとても簡単。アプリも簡単に入る。」

Shopifyを利用してみて感じたデメリットは?

「日本語対応していない場合が多い。特に新しいアプリを入れる時が面倒。」

Shopifyを利用してみて「成功だった!」と思える体験談やエピソード

「Shopifyを利用しているというだけで、お客様から安心してもらえる。」

Shopifyを利用してみて「失敗だった…」と思える体験談やエピソード

「カスタマイズに英語対応が多く、英語が苦手なアルバイトにお願いできない。」

【アパレル】30代女性・Shopify利用歴1年

カートASPの中でもShopifyに決めた理由や、決め手はなんですか?

「たまたまshopifyが急成長しているという記事を見て、面白そうだと思ったのと完全オリジナルのショップが作れたので。」

Shopifyを利用してみて感じたメリットは?

「Amazonや楽天は使用したことがないので詳細は分かりませんが、Shopifyは集客やページ作りなど販売に関わる全てと行って良いほど幅広いレクチャー動画があるので結構勉強になっています。」

Shopifyを利用してみて感じたデメリットは?

「Amazonや楽天などは出だしからある程度の集客が期待できますが、Shopifyの場合は完全に自分がお客さんを引っ張ってこなければいけないのがデメリットだと思います。」

Shopifyを利用してみて「成功だった!」と思える体験談やエピソード

「正直まだ成功だった!と言えるほどの販売実績がないので分かりません。」

Shopifyを利用してみて「失敗だった…」と思える体験談やエピソード

「デメリットにも書いたように集客は完全に自分次第なので、そこに苦戦しています。」

【アパレル】40代男性・Shopify利用歴1年

カートASPの中でもShopifyに決めた理由や、決め手はなんですか?

「Shopifyは、最近利用者が増えていると友人に聞いたので、利用してみようと思いました。」

Shopifyを利用してみて感じたメリットは?

  1. 導入コストが低くて済むところ。
  2. 簡単にECサイトを作れるところ。

Shopifyを利用してみて感じたデメリットは?

  1. HTMLの知識が少し必要になる時があること。
  2. 日本語対応していない部分が少しあること。

Shopifyを利用してみて「成功だった!」と思える体験談やエピソード

「まだまだこれからの話ですが、Shopifyを使用して良かったと思える点は、早くECサイトを立ち上げられるところだと思います。」

Shopifyを利用してみて「失敗だった…」と思える体験談やエピソード

「特になし。」

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
Amazonキラーや越境ECとして期待されているShopifyですが、ショップ側とって重要なことは初期費用不要で商品が販売できるということでしょう。
一部日本語化されていなかったり、定期購入機能がなかったりとデメリットもあるShopifyですが、それを上回る魅力が豊富です。

具体的にはアプリの追加による機能の拡張、デザイナー不要のテーマテンプレートなどのメリットを月額数千円からできます。

もしもShopifyを十分に活用できなかったとしても、退会費などもなくアカウントをキャンセルできるので、リスクもほとんどありません。
Shopifyは、ECサイト出店をお考えならぜひ試してみてほしいサービスです。

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