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ショールーミングとは?
店舗経営者がするべき今後の対策と事例について徹底解説

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ショールーミングとは?店舗経営者がするべき今後の対策と事例について徹底解説

ECサイトだと色味やサイズ・素材感がわからなくて不安、なので商品を実店舗で確認し安心したところでECサイトで購入、経験したことがある方いらっしゃると思います。
このような店頭で商品を確認し実際の購入はECサイトで行うことをショールーミングといいます。
ここではこの購買行動に対して実店舗経営者はどのように対策を立ててゆくべきか事例を交えてご紹介します。
実店舗の売上確保に役立てていただければと思います。

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目次

ショールーミングとは?
ウェブルーミングとの違いは何?

ショールーミングとは、実店舗で商品の情報を確認してから、オンライショップで商品を購入することです。
消費者は商品購入の際に、サイズ感や素材感に不安を覚えていることが多いため、事前に実店舗で商品情報を確認することで、安心してオンラインショップで商品購入ができます。
また、ウェブルーミングとは、オンラインショップで情報を確認してから、実店舗で商品を購入することで、ショールーミングとは逆の意味を指しています。
オンラインショップでは、商品の透明性が低く、自身が求めている商品か判断しづらいです。
画像だけではわからない知ることができない部分を、実際に見て触れることで、安心して商品の購入が可能です。

消費者がショールーミングをする理由とは?

消費者がショールーミングをする理由とは?

消費者がショールーミングをする最大の理由は、安く商品を買いたいからです。
大量に販売されている商品の場合、実店舗よりもオンラインショップの方が低価格で入手できます。
消費者は商品を1番安く手に入れたいと考えているため、確かな商品情報さえ確認できれば、価格がやすいオンラインショップで購入します。
また、外出のついでに商品を確認しておき、帰宅後商品を購入するパターンのショールーミングも存在しますが、店舗で販売している商品を購入しようとしている場合、ショールーミングがおこなわれることはありません。
そのため、商品を手に入れることにフォーカスした販売行動だと言えるでしょう。

ショールーミングの調査統計

ショールーミングの調査統計

下記の図は、アジア10都市に「ショールーミングとウェブルーミングの利用頻度」を調査した結果です。

調査結果からわかる通り、ショールーミングとウェブルーミングを経験したことがある人は、全体の80%以上を占めています。

「安心して商品を購入したい」といった、ショールーミングをしている意識がない方でもインターネットやスマートフォンの普及により、自然とショールーミングおこなっている可能性があります。
インターネットとスマートフォンの普及により、商品を購入する際はショールーミングとウェブルーミングをおこなっていると言えるでしょう。

「また、ショールーミングとウェブルーミングをおこなう理由としては、以下の図で回答しています。

ショールーミングでは、オンラインショップで購入する前に店舗で実物を確認しています。
また、ウェブルーミングでは、実店舗で商品を購入する前にネット上の評判を確認しているのです。
つまり、商品購入前に安心するためにショールーミングとウェブルーミングをおこなっていると言えるでしょう。

店舗経営者のショールーミング対策とは

店舗経営者のショールーミング対策とは

ショールーミングでは、ECサイトの売上を伸ばすことは可能ですが、実店舗の売上は低下していくと予想されます。
そのため、店舗は十分に利益を確保できず、ショールーミングに対してなんらかの対応をしてく必要があるでしょう。
店舗経営者のショールーミング対策は大きく分けて以下の3つです。

  1. 顧客には店舗ならではの「サービス」「体験」を提供する
  2. オムニチャネル化を行い多方面から集客する
  3. O2O施策で顧客のリピート率を上げる

顧客には店舗ならではの「サービス」「体験」を提供する

上記でも解説している通り、ショールーミングは今やあたり前になりつつあります。
そのため、顧客に対して店舗にしかない「サービス」や「体験」を提供する必要があるのです。
オンラインショップで商品を購入したとき以上に、魅力的な経験を顧客に提供することで、実店舗はオンライショップと差別化できるでしょう。
たとえば、化粧品をオンラインショップで購入する場合、使用感や色味、化粧ノリに関しては確認ができません。
実店舗の場合、置いてある試供品を使用することで、購入した後のイメージできます。
化粧品販売員からの客観的な意見・具体的な使用方法をサポートしてくれます。
そのため、消費者はオンラインショップにはない、「体験」を感じられるでしょう。

また、アパレルに関しては、近年「バーチャル試着」がサービスと体験どちらも消費者に提供できるため、注目を集めています。
とくにサイネージタイプのバーチャル試着は、オンラインショップでは感じられない体験です。

オムニチャネル化を行い多方面から集客をする

ショールーミング対策として、事業をオムニチャネル化することが重要です。
オムニチャネルとは、実店舗やオンラインショップだけではなく、SNSなどのさまざまなチャネルを活用して、購入体験を提供することを指します。
以前までは、オンラインショップで購入した商品は、自宅のみでの受け取りでした。
しかし、オムニチャネル化することで、オンラインショップで購入した商品を、実店舗や近隣のコンビニエンスストアで受け取ることが可能です。
どのチャネルから商品を購入しても、充実した購入体験を提供することで、ショールーミング対策ができます。

また、インターネットやスマートフォンの普及により、どれだけショールーミング対策をおこなっても、オンライショップ需要を止めることはできません。
そのため、状況を受け入れた上で、店舗側でも積極的に購入サポートをおこない、自社サイトで購入してもらうのも1つの方法と言えるでしょう。

オムニチャネルについては下記の記事も参考にしてみてください。

O2O施策で顧客のリピート率を上げる

事業をオムニチャネル化していくためには、O2O施策をおこない、顧客のリピート率を上げていく必要があります。
O2Oとは「Online to Offline」の略称となり、オンライン環境からオフライン環境に集客をおこなう方法のことです。

O2Oの主な方法は以下の3つです。

  1. 実店舗限定クーポン配布
  2. 来店ポイント
  3. オウンドメディアやSNSの利用

自社公式ウェブサイトやSNS上で、実店舗にて利用できるクーポンなどの配布をおこない、実店舗へ集客します。
また、スマートフォン専用アプリを利用して、店舗の位置・在庫状況を確認できるようにすることで、オムニチャネル化を促進しています。

O2Oに関しては下記の記事も参考にしてみてください。

EC業界の市場規模・トレンド解説付き

ショールーミングストアの事例

ショールーミングストアの事例

ショールーミングストアとは、実店舗をショールームに見立てて、販売商品を消費者が触れたり操作したりできる店舗を指します。
また、商品に備え付けているタグをバーコードで読み取ることで、ECサイトから購入できるシステムなども導入しているのです。
実際にショールーミングストアを運営している事例が存在しています。

ZARA

ZARAとは、海外・国内を中心に展開しているアパレルブランドです。
国内店舗にて、QRコードやオンラインショップを連動させたショールーミングショップを運営しています。
商品の試着やスタッフとのコミュニケーションが可能となり、店舗ならではのメリットとショールーミングの利便性を組み合わせており、店頭に並んでいる商品のタグを、スマートフォンを利用して読み取ることで、オンラインショップで購入できます。
そのため、気になる商品のQRコードを読み取っておくだけで、いつでも商品が購入できるよいになるのです。
店頭で確認した商品を、オンラインショップ限定クーポンを利用すれば、よりお得に購入できます。

また、ZARAにはスマホ専用のアプリを無料で提供しているため、店舗の位置や販売商品情報の確認が可能です。
アプリ内では上記以外にも、希望の服をあらかじめ選択しておけば、事前に試着の予約もできます。
そのため、待つことなく希望の服を試着可能です。
試着できるタイミングになるとアプリに通知がきますので、店舗にいる際も自由に買い物ができるでしょう。

GU

GUとは、国内を中心に展開しているファッションブランドです。
原宿に「GU STYLE STUDIO」と呼ばれる、ショールーミングストアを展開しており、店舗ではバーチャル試着を体験できます。
ショールーミングストアのすべての商品に、QRコードが備え付けられているため、GU専用のアプリを通してQRコードを読み取ることで、商品購入が可能です。
また、店舗内マネキンのQRコードを読み取ることで、スタイリングを丸ごとオンラインカートに追加できます。

GUで体験できるバーチャル試着は、サイネージタイプです。
サイネージタイプとは、大きな鏡に映像を表示させ、目の前に立った顧客がバーチャル試着を体験できます。
GUのバーチャル試着を利用するためには、アバターの作成をおこなうことで、自身の代わりにアバターが試着してくれます。
そのため、客観的に自身のコーディネートを確認できるだけではなく、試着の手間を省くことが可能です。

THIRD MAGAZINE

THIRD MAGAZINEとは、国内大手アパレル会社メルローズが運営しているショールーミングストアです。
店舗内には大きなソファが用意されており、お茶を飲みながら商品購入ができます。
希望の商品が見つかれば、試着をおこない、購入する際はレジで対応するのではなく、店舗に備え付けの専用タブレットで決済します。
購入した商品はその場で持ち帰ることなく、後日自宅で受け取ることが可能なため、スマホも財布も持ち込むことなく商品の購入ができるのは、THIRD MAGAZINEの最大の特徴と言えるでしょう。
また、店舗にはもちろんスタッフもいますので、コーディネート・スタイリングなどの、コミュニケーションを取りながら商品購入が可能です。
消費者側は、手ぶらで買い物ができる点がメリットとなります。
販売者側は、在庫管理やレジでの接客を省き、効率化を図ることでスタッフに余裕が生まれ、クオリティの高い接客を生み出しています。

まとめ

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
ショールーミングは、インターネットやスマートフォンが普及した現代においては、あたり前の購買行動になりつつあります。
オンラインショップの透明性の低さを、オフラインでカバーすることで、オンラインショップの売上を高められます。
しかし、ショールーミングが普及することは、実店舗での売上が下がることを意味しているのです。
そのため、実店舗での売上を保つために、事業のオムニチャネル化やO2Oを利用した集客戦略が注目を集めています。
また、ショールーミングに特化した、ショールーミングストアが出てくることで、さまざまな商品購入行動が可能になるでしょう。