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【決定版】ヤフー・楽天・Amazonに出店するならどれがお得か徹底比較

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クラウドECとは?ASP・パッケージとの違いやおすすめサービスの徹底比較

ECモールに出店を検討する際、「ヤフー」、「楽天」、「Amazon」のどれに出店するのが良いか悩みますよね?
どのECモールへ出店するかを考えるときに最も大切なこと。それは、自分が売りたい商品を購入してくれるターゲットユーザーが、最も利用するECモールを選ぶことです。例えば35歳以上のターゲットに販売する場合、「楽天市場」が好まれる傾向にありオススメ。
出店料金をとにかく抑えたいなら、ヤフーショッピングが一押しです。どのECモールも一長一短ありますが、1店舗が成功すれば、2店舗目、3店舗目の多店舗運営も可能です。まずは成功に近しいECモールを見つけましょう。

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目次

ヤフー・楽天・Amazonの売上高を比較

ヤフー・楽天・Amazonの売上高を比較

最初に各モールの売上や出店数などの実力を比較してみましょう。

ヤフー
ショッピング
楽天市場 Amazon
売上
(流通額)
8,901億
※1
3兆9,000億
※2
3兆4,238億円
2019年度(推測)
出店数 872,289
2019年3月末時点
51,815
2020年10月1日現在
178,000
2015年6月時点
出品点数 2.8億
2017年12月時点
2.7億
2020年10月1日現在
4億超
※3
会員数 2,340万
Yahoo!プレミアム
2020年6月時点
1億1,590万
※4
500〜850万
プライム会員
2020年1月時点

※1 Yahoo!ショッピング、LOHACO、(株)チャーム、PayPayモール、(株)ZOZO《※ZOZOTOWN本店を除く》の取扱高を含む2019年度
※2 トラベルなどの宿泊流通、GORAによるゴルフ流通、ビジネス、楽天Direct、楽天デリバリー、ラクマ、クーポンなどの値を含む2019年度
※3 Amazon.co.jpに出品する日本の中小規模の販売事業者様 集計期間:2019年6月1日から2020年5月31日まで
※4 2020年9月での会員登録後1回以上ログインしたことのある会員数。退会者除く

売上(流通額)

ECモールの売上規模で比較すると、楽天市場が3兆9千億円でトップ。次にAmazonが3兆4,238億円、ヤフーが8,901億と続きます。
ただし、楽天市場は楽天トラベルなどの売上も加わっているので、純粋にECモールの売上で比較するとAmazonが断トツといえるでしょう。ヤフーは楽天市場とAmazonと比べて売上規模は小さく1/3程度です。

出店数

出店数で比較すると、ヤフーショッピングが872,289店と圧倒的。ただし稼働数は168,425店であり、Amazon(178,000店)よりやや劣ります。楽天市場は51,815店と少ないですが、楽天側で出店数を制限しているためです。
なお、単純に売上を出店数で割り出した1店舗あたりの売上高は次のようになります。

  • ヤフーショッピング:5,284,844円
  • 楽天市場:75,267,779円
  • Amazon:19,234,831円

ヤフーと楽天はECモール以外の売上も含まれています。それを加味してもヤフーが最も少ない売上高です。楽天は1店舗あたり約5,000万円ともいわれており、「売る力」で比較すると楽天市場が圧倒的トップといえるでしょう。

会員数(登録者数)

会員数の多さはECモールの集客力に直結します。会員数で比較すると、楽天市場が1億1,590万と圧倒的トップです。ヤフーショッピングは2,340万人と楽天市場には及びませんが、ソフトバンクユーザーやPayPay会員の取り囲みなどで会員数は伸びています。Amazonはプライム会員以外を含めると約4000万人の規模を誇ります。

35歳以上の年齢層は楽天ユーザーが多い

ニールセンが2020年7月に発表したデータをみると、35歳以上は男女ともに楽天市場ユーザーが多い傾向にあります。

Rakuten Ichiba Shoppingの女性35歳以上のTARPが最も高く、6,264%のグラフ

引用:https://www.netratings.co.jp/news_release/2020/07/Newsrelease20200707.html

35歳以上では、特に女性の楽天ユーザーが多いですね。35歳以上は自由に使えるお金も多い世代でもあるので、購買力としても魅力的です。ちなみにどの年齢層の男女においても根強い人気はAmazonで、ヤフーショッピングは35歳以上に幅広く親しまれているようです。

EC業界の市場規模・トレンド解説付き

ヤフー・楽天・Amazonの出店料・手数料を比較

ヤフー・楽天・Amazonの出店料・手数料を比較

ECモールの出店はさまざまな費用がかかります。ECモール別に見ていきましょう。

ヤフーの出店費用と手数料

初期費用 無料
月額システム利用料 無料
売上ロイヤルティ 無料
ストアポイント原資負担 1%〜15%(1%は必須)
キャンペーン原資負担 1.5%は必須
アフィリエイトパートナー報酬原資 1%〜50%(1%は必須)
アフィリエイト手数料 アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
入金サイクル手数料 無料(月2回以上を選択で発生)
決済サービス個別手数料 各種決済サービス手数料による
決済サービス基本手数料 無料

参考サイト:料金・費用について(ヤフーショッピング)

ヤフーの出店費用と手数料は、この後述べる楽天市場やAmazonと比べて非常に安く設定されています。出店は無料ですが、成約ごとに手数料がかかります。原資負担を最も低く設定した場合、1成約ごとに3.5%。加えて次の決済手数料がかかります。

決済方法 手数料
クレジットカード決済 決済金額の3.24%(非課税)
ワイジェイカード(株)発行カード(※1)は決済金額の3.0%
モバイル支払い
(キャリア決済)
決済金額の4.48%(税別)
モバイルSuica決済) 決済金額の3.6%(税別)
コンビニ決済 150円/件〜300円/件(税別)
銀行振込決済(ペイジー) 150円/件(税別)
PayPay残高払い 決済金額の3.0%(税別)

参考サイト:決済サービス(ヤフーショッピング)

たとえばクレジットカードの場合は1成約ごとに3.24%かかりますので、原資負担(3.5%)とあわせて合計6.74%となります。自社ECサイトと比べると手数料は高いですが、大手ECモールの中では圧倒的な安さです。

楽天市場の出店費用と手数料

がんばれ!プラン スタンダードプラン メガショッププラン
こんな人に
おすすめ
ネットショップ運営の
ご経験が少ない
目標とする月商が
140万円以上
商品数や画像量が
多く必要
月額出店料
(税別)
19,500円/月
年間一括払
50,000円/月
半年ごとの2回分割払
100,000円/月
半年ごとの2回分割払
システム
利用料
(税別)
月間売上高の
3.5〜7.0%
月間売上高の
2.0〜4.5%
月間売上高の
2.0〜4.5%
登録可能
商品数
5,000商品 20,000商品 無制限
※1
画像容量 500MBまで 5GBまで 無制限
※1

※1メガショッププラン「登録可能商品数」と「画像容量」は無制限ですが、それぞれの初期値は50,000商品と5GBです。
上限変更をご希望の場合は、いずれもその都度、商品数・容量アップをご申請いただきます。

参考:出店プランと費用(楽天市場)

楽天市場の出店では初期費用が6万円かかります。出店費用は3つのプランから選ぶことができます。最も安い「がんばれ!プラン」で月額19,500円です。
1成約ごとに支払い手数料はプランにより異なりますが、ポイント原資や出店費用込で合計13%〜15%前後はかかります。

Amazonの出店費用と手数料

項目 大口出品 小口出品
月間登録料 4,900円/月 無料
基本成約料 無料 100円/回
販売手数料 8%〜15% 8%〜15%

参考:料金プラン(Amazon)

Amazonでは「大口出品」と「小口出品」の2つの出店方法があります。月50個以上を販売できれば、大口出品の方が費用を安く抑えられます。
販売手数料は、出品する商品(カテゴリー)によって異なりますが、おおむね15%かかります。

ヤフー・楽天・Amazonの出店のしやすさ比較

ヤフー・楽天・Amazonの出店のしやすさ比較

ECモールに出店するには、最初に出店審査を通過しまければいけません。審査に加えて出店準備のしやすさを見ていきましょう。

ヤフー
ショッピング
楽天市場 Amazon
出店審査 普通 厳しい かんたん
テンプレートの数 1種類統一
2021年1月から
完全移行
画像素材
テンプレート合わせて
4,000種類以上
なし
独自カスタマイズ
ヤフートリプル

楽天ゴールド

商品紹介コンテンツ

出店審査

出店審査が最もカンタンなのはAmazonです。Amazonの出店方法の詳細は、次のページをご参照ください。

楽天市場は審査が最も厳しく、誰しも出店できるとは限りません。ヤフーショッピングは楽天市場ほど厳しくありませんが、年々厳しくなってきています。
審査の基準は売上の見込みが立つかどうかがカギです。また、中古品や食料、酒類や医薬品などの販売は許可が必要となり審査の対象になります。

なお、ヤフー・楽天・Amazonのいずれも法人に限らず個人事業主も出店可能です。ただし、副業として出店するならAmazonの1択となるでしょう。

テンプレートの数

ECサイトで取り扱う商材やブランドイメージによってお店のデザインは異なります。Web制作の未経験者であれば、テンプレートが豊富な方が出店はかんたんです。

ヤフーショッピングではフッターやナビゲーションメニュー、フリースペースなどが項目ごとに編集できるテンプレートになっています。直感的に操作できるのでスムーズに構築できるでしょう。

楽天市場は4000種類のテンプレートを無料で利用できる「Sketchpage for 楽天市場」がありましたが、2021年4月30日をもって終了します(新規申し込みは2021年1月31日で終了)。以降は、月額2,980円の「compass for 楽天市場」と月額3,980円の「SUMAOU! for 楽天市場」が新サービスとしてはじまります。 Amazonは既存の商品ページに「相乗り出品」をおこなううスタイルです。オリジナル商品でない限り、新しく商品紹介ページや商品説明の制作は必要ありません。

独自カスタマイズ

テンプレートを用いたサイト制作はかんたんに構築できますが、デザインの自由度はありません。
自由度を高めたい場合は、有料プランを申し込みます。有料プランを利用すると、デザイン(CSSやJavascript)の拡張や高画質な商品画像を用意できるなど、より賑わいのあるサイト構築ができます。
有料プランは、ヤフーショッピングの場合、「ヤフートリプル」というサービスを月額3,000円〜5,000円で提供しています。楽天市場では「楽天GOLD」というサービスを無料提供。Amazonは大口出品プランで、かつオリジナル商品に限り、商品ページの下部にオリジナルの「商品紹介コンテンツ」を作成できます。

ヤフー・楽天・Amazonのキャンペーン比較

ヤフー・楽天・Amazonのキャンペーン比較

ECモールの販売が最も伸びるのは、キャンペーン(セール)の開催期間中です。

ヤフーショッピングの場合は、「5のつく日キャンペーン」が毎月5日、15日、25日と、「ゾロ目の日クーポン」が毎月11日、22日開催されます。
楽天市場は、「5と0のつく日」が毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日と、 毎月1日に「楽天ワンダフルデー」、毎月18日「ご愛顧感謝デー」が開催されます。
Amazonではプライムセールを毎月3日ほど開催されています。

また、各モールでは年に数回の大セールもおこなわれ、Yaoo!ショッピングは「超PayPay祭」、楽天市場は「楽天スーパーセール」、Amazonは「ブラックフライデー」や「サイバーマンデー」などあります。
各キャンペーン(セール)では事業者がポイント原資を負担します。ヤフーは2.5%〜14%(任意)、楽天は1%〜14%(任意)の負担率です。事業者がポイント負担をするメリットは、何といっても集客力と購入率のアップですね。
ポイント倍率が高い店舗は、ECモール運営側もアピールに注力するため露出を増やせます。また、利用者も「ポイントもらえるから購入してみよう」という気になり購入率を後押ししてくれます。

ヤフー・楽天・Amazonのメリットとデメリット

ヤフー・楽天・Amazonのメリットとデメリット

最後にECモール別の出店メリットとデメリットについて見ていきましょう。

ヤフーに出店するメリットとデメリット

まずはヤフーショッピングのメリット・デメリットから。

ヤフー出店のメリット

ヤフーショッピング出店の最大のメリットは出店料や売上ロイヤリティが無料であること。成約ごとにポイント原資や決済手数料はかかりますが、それでも約6.74%程度と他ECモールの半額程度です。
また、ヤフーショッピングでは「外部リンク」に規制が無い点も魅力です。SNSはもちろん、自社サイトや他モールへの外部リンクを貼って送客することができます。(ただし、あまりにも関連性の無いリンクは拒否されます。)

ヤフー出店のデメリット

ヤフーショッピング出店の最大のデメリットは、出店料が無料であるがゆえに出店数が激増している点です。出店数と比例して競合が増えるため、広告に投資しないと上位表示が難しくなりつつあります。それでも出店料が無料である分、販促費も積み増ししやすいですが…。徐々に旨味が少なくなってきた印象です。

楽天市場のメリットとデメリット

続いて楽天市場のメリット・デメリットです。

楽天出店のメリット

楽天市場の出店メリットは、圧倒的な集客力です。楽天市場の集客力は、「知名度」にこそ要因はありますが、「楽天ポイント」が利用できる点も影響力が大きいです。楽天ポイントが貯まる「楽天カード」は、利用者が2,000万人を突破。貯まったポイントは楽天市場で利用するユーザーも多く、集客力の一助となっています。

楽天出店のデメリット

楽天市場に出店するデメリットは出店料の高さです。1成約にかかる手数料は高くありませんが、毎月かかる固定費は負担に感じます。加えて広告費がなんだかんだ必要になり、かつキャンペーンに応じるべく値引きせざるを得ないことも。

楽天市場への出店についてより詳しく知りたい方は、次のページもご覧ください。

Amazonのメリットとデメリット

最後にAmazonのメリット・デメリットをお話します。

Amazon出店のメリット

Amazon出店のメリットは、法人・個人を問わず誰でもかんたんに出店できることです。必要書類をアップロードするだけで、3営業日ほどで審査が完了します。また、Amazonは1商品ずつ「出品」する形式なので、お店をゼロから構築することや、商品ページを作る必要はありません。出店料も小口出品であれば無料ではじめられるのも魅力です。

Amazon出店のデメリット

Amazon出店のデメリットは、楽天市場やヤフーショッピングのように、ショップの品揃えやサービスをもって、お店の独自性が発揮できない点です。出品型のAmazonは、商品のブランドや価格が売上を左右します。独自性による差別化がアピールできず、価格競争に巻き込まれやすくなります。

まとめ

今回は、ECモールに出店するならヤフー・楽天・Amazonのどれがお得かについてお話ししました。

ECモールの魅力は、知名度の高さを利用した集客力です。良い商品を適正な価格で販売し、ECモール独自の販促キャンペーンに注力すれば売上アップが期待できます。そして狙っているターゲットユーザーが好んで利用するECサイトを選ぶことが成功の近道です。
それでもECモールで長年に渡り生存している事業者は多くありません。多くの事業者は競合との価格競争や、手数料・販促にかかる固定費・変動費に苦労し撤退しているのも事実です。運営するECサイトが起動に乗りリピーターがつくようになれば、手数料負担が低い自社ECサイトへの移行も考えたいところですね。