ECとは?業界やメリットから通販サイト運営の基本知識や参考事例まで徹底解説!

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EC(ECサイト)とは何なのか、もっと具体的に知りたいと感じていませんか?今回は、ECの種類や市場規模、有名ECサイトの事例をご紹介していきます。これからECを始めたい方は、この記事で理解を深めてください。

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目次

EC(Electronic Commerce)の定義って?

ECサイトとは、元々はネット上にある電子商取引(イーコマース)に対応するサイトを意味する言葉で、インターネット通販ビジネスだけでなく、オークションサイトやオンライントレードサイトなどにも使われます。
しかし、一般的にECサイトは、「インターネット上で買い物ができるサイト」の意味で使われることが多いです。

モール型ECと自社ECの違いって?

ECサイトは大きく分けて「モール型EC」と「自社EC」に分けられます。
「モール型ECサイト」とは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど多くの企業が参入しているショッピングサイトのことを指し、「自社EC」は、自社で運営しているショッピングサイトのことを指します。

主な相違点は構築と集客の部分にあり、「モール型EC」は、デザインの枠組みが決まっているため比較的知識がなくても構築~運営が可能になっており、集客に関してはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの各モールを運営している企業が実施してくれるため、後述する自社ECに比べると比較的かんたんに集客できる傾向があります。

「自社EC」に関しては自由度が高くさまざまなデザインで構築することができますが、その分モール型ECよりも知識が必要な場合が多くなります。
また、集客の面では広告運用やSNS、SEO対策など、イチから自分で実行しないといけないため、構築と同様に一定のスキルやコストが必要となります。

ECサイトの歴史や背景について

ECサイトの歴史や背景について

オンラインで取引をするECは比較的新しいサービスですが、EC自体は1990年代のインターネット黎明期から存在しています。現在のように多くのユーザーが利用するようになったのは2000年代ですが、インターネット史においては古くから提供されているサービスです。
以下では、ECサイトの歴史や背景について解説します。

電子商取引はいつから?

アメリカのNet Marketは世界初のECサイトといわれています。1994年に取引された記録が残っており、オンラインではじめて商品が取引されたとする説が有力です。1995年にはソフマップ、1996年には石橋楽器やタワーレコードと、日本国内においてもECを展開する企業が徐々に出てきます。

ECサイト・ネットショッピングの普及はいつから?

日本におけるEC市場が活性化するのは1996年以降、楽天の前身であるエム・ディー・エム株式会社が「楽天市場」を立ち上げたのも同時期です。1997年にはカゴメやヨドバシカメラ、小林製薬をはじめ、複数の大手企業がECサービスを開始しています。その後、1999年には「Yahoo!ショッピング」と「Yahoo!オークション」、2000年には「Amazon」がサービスを開始しており、一般層にもECの利用が浸透し始めました。

EC業界の市場規模は年々成長中!

最近では、機能に優れていてかんたんに始められるサービスが増えてきたこともあり、多くの企業がEC業界市場に参入してきています。そのため、ECの市場規模は年々成長してきています。

経済産業省の調査では、2018年日本国内における企業とBtoC(企業と一般消費者との取引)の市場規模は17兆9,845億円で、年間成長率は前年比8.96%増と高い伸びになっています。
参照:平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)

また、野村総合研究所(NRI)の市場調査レポートによると2025年度のBtoCの市場規模は27兆8,000億円にまで拡大すると予想されています。
参照:ITナビゲーター2020年版

EC業界最新のトレンドの1つであるD2C(企業が製造から販売までを一貫しておこなう)ですが、日本国内では、「ドモホルンリンクル」「天使のはねランドセル」「SONY」など大手企業の成功事例が認知されています。
では中小企業では参入できないのか?というと、そうではありません。日本でもスタートアップ企業から色々なD2Cブランドが続々と生まれていて、参入余地としてはまだまだあるといえます。
しかし注意が必要で、ただ大企業がおこなっていることを真似するだけでは危険です。しっかりとしたブランディングのほか、高い商品価値とWEBマーケティングのノウハウが必要になってきます。
D2Cマーケティングでは中間業者を省くことでコストカットできるので、これまでECサイトに関心がなかった企業や参入障壁が高いという理由で避けてきた企業でも低予算で気軽に始められるため、今からでも始めることをおすすめします。

ECサイトのメリット・デメリットって?

ECサイトには実店舗とは違ったいくつかのメリット・デメリットがあります。
WEBだからこそできること・できないことが明確に存在しているので、事前に整理していくことで、ECサイトを上手に運営できるでしょう。

メリット1:場所と時間に左右されない

ECサイトはインターネット上で買い物が完結できるため、24時間いつでも商品を販売できます。ネット環境さえ整えられれば場所を問わずスマートフォン1つでどこでも商品の購入ができるのも購入者のメリットです。

また、ECサイトで商品を購入するユーザーは深夜に購入する傾向があるため、ユーザーにとっても購入しやすい環境になります。

メリット2:定期購入機能やクーポンなどWEBならではの機能が使える

受注管理や在庫管理など、リアル店舗よりも比較的低いコストで管理システムを導入できる、広告集客も選択次第で低コストから配信可能、などWEBならではのメリットもありますが、ここで注目したいのは「対ユーザーへの接客面」における自由度の部分です。

例えば、定期購入機能、クーポン機能、セール価格設定、優良顧客のみに限定したシークレットセールの機能、メールマガジン機能など、リアルショップにおける「接客面」にまつわる機能を利用することが可能です。
「いつ」「誰に」「何を」「どうやって」伝えるのか、といった部分を軸にアプローチすることで、ECサイトのメリットを最大限に活かし売上アップに直接つなげることができます。

基本的に楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどをはじめとする大手のモールや、自社ECサイトを構築するための有料ショッピングカートサービスなど、多くの場合が上記の機能を利用することが可能です。

メリット3:人件費や家賃など初期費用・固定費の面で有利

リアル店舗の場合、店舗数を展開すればするほど、配置しなければならないスタッフの数も比例して伸び、そのまま人件費も比例して増えていきます。また、テナントとしての賃貸料なども店舗数分発生しますので、毎月の固定費がコストとして重く圧し掛かってくるケースがあります。
ある程度軌道に乗っていて売上が順調な時にはいいかもしれませんが、立ち上げ当初や何かのトラブルにより売上が確保できなくなった場合には、経営上のリスクになる可能性もあります。

自社ECの場合は無料~月額数千円から始めることも可能で、大手モール型ECの場合でも月額利用料+販売額に対しての数%等で料金体系が決まっていたりするので、リアル店舗と比較した場合、初期費用や固定費用の面で大きなメリットがあります。

デメリット1:最低限のサイト運営にまつわるノウハウが必要

ECサイトを運営するためには、ある程度のノウハウが必要になります。
例えば、自社ECサイトやモール型ECサイト問わず、最低限のHTML・WEBページ作成の知識をはじめ、商品の撮影や画像加工、メールマガジンを発行する際のライティングなどのスキルが必要です。
自社でノウハウがない場合は、実務をするなかで学んでいくことや、コンサルティングサービスなどを利用することで解決ができます。

デメリット2:必要に応じて割引原資や集客のためのコストが必要

モール型ECと自社ECとで、かかるコストの範囲に若干違いがありますが、基本的には両者ともに「販促にかかるコスト」が必要になります。
例えば大手モールでは、価格競争になりやすいためクーポンや値下げを実施しなければ売れない場面も多く、その際の割引原資が必要になる傾向があります。
また、自社ECでは制作したあとに手放し状態では集客ができない場合が多く、必要に応じて広告配信などのコストがかかることがあります。

実店舗だと、PLACE(場所)選び次第で集客や価格競争を避けることが可能なケースもありますが、WEB上での販売になるとその優位性低下に起因したコストが発生するといえるでしょう。

デメリット3:軌道に乗るまで時間がかかりやすい

特に集客面では実店舗よりも、軌道に乗るまで時間がかかりやすい傾向があります。
集客手法にはSEO対策や広告、SNSの活用などがありますが、競合他社との戦いやSNSアカウントで1からフォロワー獲得をしていくフローにおいて、ネット上で売上を立てるには実店舗よりも時間がかかります。
そのため、ECサイトを運営していくうえでは、実店舗よりも時間がかかる面をあらかじめ理解しておくことが大事です。

初めてのECサイト・ネットショップ運営で知っておくべき基礎知識を整理しよう

これからEC・ネットショップを始めようと思っている方も多いかと思います。
たしかに販売のチャネルをかんたんに作れるなら今すぐ作りたいと思うかもしれませんが、ECサイトを運営するうえで知っておくべき基礎知識があります。

ここからはEC・ネットショップの運営をするうえで必要になる最低限の知識を解説していきます。

ECサイト・ネットショップに必要な機能

消費者が購入した商品を消費者の元へ届けるまでには、ECサイトにはいくつかの機能が必要となります。ここからは、ネット通販をするうえで必要となる機能を解説していきます。

※自社ECサイトでもモール出店でも、基本的には必要となる機能は同様です。

ショッピングカート ECサイトを運営していくならば必須の機能。WEB上でのお買い物をするうえで、ユーザーの購買行動を促すような機能やフォーム入力面の機能の良し悪しが売上にもダイレクトに関わるため、真剣にECサイトを運営していきたいならば有料ショッピングカートの利用がおすすめ。
決済サービス 決済をする際に必要になる機能。
最低でも『銀行振込・クレジットカード・コンビニ後払い』の選択肢を与えることが重要です。幅広く決済サービスを用意することで売上アップにもつながるので、他にも代金引換・キャリア決済・電子マネー決済などが用意されていることが望ましいです。
セキュリティ 顧客に不信感を持たれずにサイトから購入してもらうために必要になる機能。サイトのSSL化(暗号化通信)環境は必ず整えておくべきで、見分ける点としてはURLが「http://~」「https://~」どちらになっているかで判別が可能です。sがついている方がセキュリティが保たれています。
有料カートサービス等を中心にデフォルトで対応しているサービスもあるので、契約前にチェックしておくべき部分です。
受注管理システム 商品の受注から購入者に届くまでのフローを一連に管理するシステム。
ECサイトと顧客間でのやりとりが発生する重要な部分になりますので、トラブルが発生しないよう、管理しやすく、スタッフ間のオペレーション部分でも使いやすいものを選択することが重要です。
集客サービス 自社のECサイトへ人を集めるための機能・サービス。広告配信機能や、各SNSとの連携機能、またカートサービスによって独自の連携機能や広告配信機能を持っていることもあるので、集客力を高めるための手段として事前にチェックしておくことをおすすめします。
メール配信システム 顧客に対してメール配信するためのシステム。
メールマガジンの登録や発行をすることで、リピーター顧客の育成をすることができます。有料ショッピングカートの多くはデフォルトで機能が付いている場合がありますが、万が一メール配信機能が無い場合には、別途サービスを契約する必要が出てきます。
会員登録が無いECサイトの場合は、新規顧客のみにしかアプローチできない状態になってしまうため、必須機能ではないものの、オープン時から利用するのがおすすめです。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど人気モールでは、これらの機能が元から付随されているので、自社で機能を用意する必要はありません。しかし、これらの機能を構築する必要がない代わりに、売上の数%をモール側にロイヤリティを支払う必要があります。
自社ECサイトの場合、上記の機能を自分で用意しないといけない場合もあり、その際には構築までの作業工数、または外注費などが掛かります。

ECサイト・ネットショップを運営するうえで必要な業務って?

ECサイトを運営するうえで必要になる業務を一覧にしました。
これから始めてみようという方は、ここで紹介する業務を把握しておきましょう。

商品の仕入れ 商品の買い付けや商社とのやりとりをするほか、いくらの仕入金額でいくらの粗利が見込めるかを逆算して値付け(プライシング)するなど、いわゆるバイヤー業務です。
商品の撮影 カメラやライティングをうまく利用し、商品をいかに魅力的に魅せる写真が撮影できるかで売上も大幅に変わるケースがあります。
通常、トリミングや明暗補正などの画像加工を前提として、複数ショットを撮影しておき、後ほどそのなかから採用写真を決定するフローが一般的です。
画像加工 Photoshopなどに代表される画像加工ソフトを利用して、撮影画像の加工や補正を実施します。業界毎にどの画像加工スキルに重きを置いているかが違うこともあり、例えばアパレル業界などであれば、実物と商品画像の色合いに違いが出てはクレームになることもあるため、色味を近づけるための加工スキルが必要になります。
商品アップ 商品説明文のライティングなどを経て、商品を登録し、ECサイト上に掲載されるまでの一連の作業が必要です。
WEBページ作成・更新 HTMLやCSSなどを使ったWEBページの作成や更新業務。
デザインの変更がある場合や、動きがあるページ作成が必要な場合はjavascriptやPHPなどのかんたんなプログラミング知識も必要となります。
集客の取り組み SEO対策や広告運用など、いわゆるWEBマーケティングの知識が必要になります。どのような施策をおこなえば集客できるのかを検討し、実際に実行していくまでの一連の作業が必要です。
セールやキャンペーンの企画 来店して下さったユーザーを対象に、セールやキャンペーンの企画をおこない、いかに商品を買ってもらえるか、といった販促プロモーションに関わる業務です。
集客の面と連携しながら実施することで、より売上アップにつながります。
受注業務・カスタマー対応 受注があった際の確認、入金確認、メールや電話での問い合わせがあった場合の対応など、いわゆる「接客」にまつわる業務です。
商品の梱包・発送 受注のあった商品の梱包作業や発送作業です。
ブログ・SNSの運用 スタッフブログやSNSアカウントを作成し、日々商品紹介の投稿や、魅力的なコンテンツを発信していくことで、ファンの獲得や集客効果が期待できます。
アクセス分析 Googleアナリティクスに代表されるアクセス解析ツールの導入から、売上やアクセス状況など日々のデータチェック業務です。
実施した販促キャンペーンの効果はよかったか?反省点はどこにあるか?次回以降はどのようにするべきか?など試行錯誤をしていくうえでは必須のスキルといえます。

例として上記のような業務を上げましたが、たとえば経営にまつわるような経理面などは割愛しています。細かく出せばさらに多くの業務が出てきますが、基本的には売上アップを狙うならおさえておきたい業務を一覧としました。
自分自身で学習していきながら運営もできますが、専門家に任せることで効率化を図りたい場合には、一部を外部に依頼することも検討してみましょう。

ECサイトはどう作るの?

ECサイトをつくる方法は、ECモールに出店するか、自社のECサイトを構築するかです。
ECモールの場合、Amazonや楽天市場などの主要モールの中から出店したいプラットフォームを選定して、利用開始の手続きをします。
自社ECの場合は、カートASPやオープンソース、パッケージやフルスクラッチなどの中から構築方法を決めて、内製や外注によって制作を開始します。なお、制作会社ごとに得意な構築方法が異なるため、自社の構築方法に適した会社を選ぶのがポイントです。

ECサイトと実店舗どちらで開業するのがいい?

ECサイトと実店舗は、商品を販売する点においては共通していますが、それぞれまったく異なる販売方法です。
ECサイトのメリットはコストを抑えて、世界中のユーザーを相手に商品を販売できる点です。店舗の賃料や接客の人件費がかからないうえ、中には販売手数料のみで利用できるECサイト構築サービスもあります。
一方、実店舗は対面してサービスを提供できるため、顧客の意見を聞きやすく、商品購入の後押しをしやすい点がメリットです。顧客の意見をもとに商品やサービスを改善したり、顧客の疑問や悩みを解消したりできると、売上を伸ばせるでしょう。

どちらの販売方法にもメリット・デメリットがあるため、ビジネスの規模や業種、ターゲットに応じて選択することが大切です。また、実店舗とECサイトを並行して運用する場合は、各チャネルを連携させられると急成長につながる可能性が高まります。

ECサイトのフルフィルメントって何?

ECにおけるフルフィルメントとは、受注から配送までの一連の業務を指します。具体的には、受注や決済、梱包や発送などがフルフィルメントの一部にあたります。フルフィルメントは業務負担が大きいため、アウトソーシングする事業者も少なくありません。
フルフィルメントサービスを利用すると、受注後のピッキングや配送手配などを外注できる分、社内のリソースを集客やマーケティングに投下できます。

なぜフルフィルメントが大事なの?

フルフィルメントは、ECにおいて顧客満足度を大きく左右する要素です。たとえば、商品の梱包が雑だったり、発送までに時間がかかったりすると、顧客の信頼度は下がってしまいます。
一方、迅速かつ丁寧な対応ができると、良質な顧客体験を提供できるだけでなく、リピーターの獲得にもつながります。

アパレルECって何?

アパレルECとは、衣料品やファッション関連用品を販売するECサイトです。物販系分野の中でも大きな市場となっており、国内におけるBtoC-ECをけん引する存在です。
コロナ禍において店舗の営業が制限される中、アパレルECはさらに重要性を増しています。

なぜ同業他社や競合調査が大切なの?

EC市場のトレンドやニーズはつねに変化しています。いちはやくトレンドに対応するには、市場調査や競合研究が必須です。なお、市場調査や競合研究は、継続的に実施することで効果を発揮します。
ターゲット層、シェア占有率、商品価格、差別化要因などを中心にチェックしておくとよいでしょう。

人気ECサイトから学ぶ!参考事例10選

実際にECサイトを作成して運営しても、購入に至らないケースもあります。そのため、成功事例から購入者に選ばれるサイトの特徴を学んでから立ち上げるようにしましょう。

ここからは、業種別で参考にすべきECサイトをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
各ECサイト、ユーザビリティ・デザイン面にとどまらず、運営手法に関しても工夫されているので、隅々までチェックし研究してみることで、売上アップに関するイロハから応用まで幅広く学べることも多いはずです。

【アパレル系EC】BEAMS(ビームス)

BEAMS(ビームス)

PC版
URL:https://www.beams.co.jp/
人気アパレルブランド、BEAMS。オリジナルアイテムも人気ですが、幅広いファッションアイテムを扱うセレクトショップらしく、シンプルな白ベースのECサイトです。しかし、ロゴカラーのオレンジをキャンペーンバナーの画像に使用しており、ブランドとしての統一感も出ています。

BEAMS(ビームス)

スマホ版
スマホ版では、メインメニューは左上のメニューアイコンに収納。ユーザーにとって使用頻度の高いメニューのみをヘッダー下部分に配置し、ファーストビューで使いやすいサイトを実現しています。

【食品系EC】抹茶オロジスト

抹茶オロジスト

PC版
URL:https://jp.matchaeologist.com/
くすんだ淡いトーンで統一されたなかに、抹茶の色が映えるこちらのサイト。イギリス発の抹茶ブランド、抹茶オロジストの日本版ECサイトです。
オリジナルの抹茶をはじめ、スタイリッシュな茶道具が揃うこちら。洗練されたシンプルなサイトデザインが商材にぴったり。このようなミニマルデザインは近年のトレンドでもあります。

抹茶オロジスト

スマホ版
スマホ版では、PC版で自動スライドだったメインコンテンツが手動に。実際に製品を使っている動画がファーストビューでより目立つようになっています。

【家具・インテリア系EC】LOWYA(ロウヤ)

LOWYA

PC版
URL:https://www.low-ya.com/
おしゃれなインテリアの総合通販サイト、LOWYA。欲しい家具を、商品カテゴリーとコーディネートの2軸から探すことができます。コーディネート紹介はイラストもふんだんでコンテンツとしての読み応えも充分。ファーストビューでクーポン画像を大きくアピールし、購買意欲をそそります。

LOWYA

スマホ版
スマホ版ではメインメニューが左上のメニューバーに畳まれている代わりに、中央部分に「コーディネートを見る」「商品を探す」のボタンが現れています。ユーザーにとって、ファーストビューですぐに商品検索にアクセスしやすい設計です。

【雑貨系EC】scope(スコープ)

scope

PC版
URL:https://www.scope.ne.jp/
一見WEBメディアのように見えるこちらのサイトは、北欧デザインの家具や食器のセレクトECショップです。
北欧をイメージさせる、木立のデザインがおしゃれ。コンテンツ記事で商品にストーリー性を与え、ユーザーの購買意欲を刺激します。

scope

スマホ版
スマホ版では、メインメニューのボタンが右上に設置されていて、ファーストビューでも分かりやすい設計です。

【美容・コスメ系EC】UZU BY FLOWFUSHI(ウズバイフローフシ)

UZU BY FLOWFUSHI

PC版
URL:https://www.uz.team/jp/
若い女性を中心にそのセンスの高さが評判のUZU。「フローフシ」の名前であれば聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。PCで見てみると、近年デザインのトレンドにもなっている大きめなタイポグラフィが使用されています。

UZU BY FLOWFUSHI

スマホ版
スマホ版では、ロゴとカートのボタンがスクロールしても常に上部に来るように設計されています。
“エモさ”を感じるデザインは、商品コンセプトによくマッチしています。

※各社のECサイト情報は2020年4月時点でのデータです。

【アパレル系EC】UNIQLO(ユニクロ)

UNIQLO(ユニクロ)

URL:https://www.uniqlo.com/jp/ja/
国内外に店舗を展開するUNIQLOは、オムニチャネルをからめたEC運営が特徴的です。ECサイトで購入した商品の店頭受け取りはもちろん、ECサイトでは店頭で販売していないサイズも取り扱っており、顧客の買い物の利便性を向上させています。
また、アプリに実装された独自決済サービス「UNIQLO Pay」は店頭・ECサイトの両方で利用でき、キャッシュレス決済への取り組みを強化しています。

【写真用品系EC】カメラのキタムラ

カメラのキタムラ

URL:https://www.kitamura.jp/
カメラのキタムラは、独自の安全保証を設けており、ECで高額な商品を購入することに対する不安を解消しています。売上をあげている要因は、商材の特徴やユーザーのニーズに適した施策を実施できているためです。
また、ECサイト限定の商品やメルマガクーポンの配信によってEC利用を促しています。

【アパレル系EC】ZOZOTOWN

ZOZOTOWN

URL:https://zozo.jp/
大手アパレル系ECモールのZOZOTOWNは、ファッションアプリ「WEAR」や独自の後払いサービス「ツケ払い」をはじめ、数々の革新的な施策に取り組んでいます。一方でECサイトのユーザビリティ向上にも注力しており、商品購入までのプロセスが非常にスムーズです。
購入したい商品があれば、サイズの選択、カラーの選択、カートに入れるまでの3つの動作がワンクリックで完結する仕様になっており、ユーザーの離脱リスクを下げています。

【生活用品系EC】石けん百貨

石けん百貨

URL:https://www.live-science.co.jp/store/php/shop/
石けんや洗剤を中心に販売する石けん百貨は、4つのメディアサイトを運営しています。それぞれが独立したコンテンツとして公開されており、多角的なコンテンツマーケティングを実施しています。
必要に応じて、各サイトを横断するリンクを掲載しており、ユーザーの回遊を促している点が特徴的です。

【ブライダル系EC】4℃ Bridal

4℃ Bridal

URL:https://4-bridal.jp/
ブライダルリングを販売する4℃ Bridalは、一般的なECサイトに比べて商品画像を大きく表示しています。ブライダルリングは商品の単価が高いうえ、ディテールのデザインが重視されるため、画面上でも実際の商品に近いイメージを与えるための施策として効果的です。
ECサイトの更新・管理はPC環境で実施するケースがほとんどですが、モバイルデバイスで閲覧するユーザーにとっては文字や画像が小さくて見づらい場合もあります。
そのため、4℃ Bridalのように、モバイルユーザビリティを意識した設計がポイントとなります。

※各社のECサイト情報は2020年4月時点でのデータです。

ECの基本知識を知ることでよりよいお店作りをしよう

ここまでお読みいただきありがとうございました。
EC業界の市場規模や、メリット・デメリット、運営の基礎知識から参考事例までを幅広く解説いたしました。
基本的な知識をあらかじめ理解しておくことで、よりよいお店作りにつながります。
学ぶべきことが多く、結局どうしていいかわからない場合は、まずはサポート体制の良さそうなECショップ作成サービスに問い合わせてみるのもいいでしょう。

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