Interview メイクショップご利用ショップ様の「リアル」な声

ワインで伝える地域の魅力!地域が潤う仕組みづくりへ
~ブランドサイトとシームレスに繋げることで~

2023.06.19

ワインで伝える地域の魅力!地域が潤う仕組みづくりへ~ブランドサイトとシームレスに繋げることで~

アマゾンのCMでも話題になった海底熟成ワインのSUBRINAを企画・販売されている株式会社コモンセンス様。
世界にたった1本だけの自然アートが施されたワインは、自身で楽しむだけではなく、多くの方にギフトとしても選ばれております。

そんなギフトの需要も高いSUBRINAはオンラインショップでどのような工夫をして販売されているのでしょうか?

  • - SUBRINAが与える地域への活力とは?
  • - makeshopの選定理由とおすすめの機能とは?
  • - 卸先のご担当者様が思うSUBRINAって?

など、余すことなくご紹介します。

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資料内容

ショップ紹介
SUBRINA

SUBRINA

インタビューに答えてくださったのは海底熟成ワインSUBRINAの販売をおこなっている株式会社コモンセンス様。

あまり耳馴染みのない海底熟成ワイン。手作業・無農薬・オーガニックにこだわり育てたブドウで造られたワインと熟成に適した南伊豆の海底が紡ぐ時間によってSUBRINAの味に仕上がっています。

南伊豆のダイバーと共に自然を守りながら地域とともに、ダイビングの新しい形、新たなサービスを創出し、持続的な発展を目指されております。

SUBRINAはこちら

南伊豆に潤いを。SUBRINAの成長は地域と共に。

大事な自然を守りながら、地域が潤う仕組みづくりに挑戦

ご担当者様の自己紹介とご経歴を教えてください。
※今回は2名のご担当者様にインタビューのご協力をいただきました。

青樹様、角野様
株式会社コモンセンス代表取締役の青樹と申します。
クリエイティブマネージャーの角野と申します。

青樹様
私はまず電機メーカーに勤務しており、その際に角野さんと一緒に仕事をしていました。その後、半導体装置関連の会社で役員をやっており、その際に子会社としてコモンセンスを作りました。そこでは最初から代表をやってまして、2020年に大元の会社を退職し子会社の株を買い取って、今のコモンセンスとして第二創業のような形で始めました。
そのタイミングで角野さんとはご縁があって、ジョインしてもらいました。

角野様
私も青樹さんと同じ電機メーカーに新卒で入社しまして、10年間は商品企画や一部のグラフィックデザインなどに携わりつつ、後は販促マーケティングなど広い分野を担当していました。
電機メーカーを退職したあとは、コモンセンスで青樹さんと一緒になるまでに携わっていたライフスタイルショップの会社でお酒との出会いがありました。当時は日本酒だったんですけど、日本酒の立ち上げを1~2年くらいでやらせていただいて、お酒というものをそこで知ると。そのあと2020年9月にご縁があって、青樹さんと海底熟成ワインを2人でスタートしました。もうすぐ3年になりますね。

海底熟成ワインを販売しようと思ったきっかけを教えてください。

青樹様
当時、沖縄にダイビングをしに行くことがよくありまして、そのときにダイビングの先生と飲む機会があったんですよね。その先生はボランティアでサンゴ養殖(保護活動)をされていたんですけど、養殖の棚が砂地から1メートルくらい浮いているんですよね。そこでお酒の熟成をさせていて、その赤ワインを飲んだら「これ美味しいね!」ってなって、先生も事業としてやっていたわけではないので、許可をいただいて海底熟成ワインを販売する事に決めました。

makeshop取材班:海は沖縄ではなく、南伊豆を選択した理由はなんですか?

青樹様
当初は沖縄でやろうと思っていました。ただ、セキュリティや海水温など、始めるにあたっていくつか問題点もあったんです。そこで、18歳のころから毎年いっていた南伊豆が頭に浮かび、知り合いを頼って南伊豆でやることになった、という感じですね。
正確には南伊豆の中木という場所です。もともと大好きなところで、知る人ぞ知るような場所です。ヒリゾ浜という船の渡しでしか行けないビーチがありまして、夏は結構人が来るんですよね。今まで僕も夏しか行ったことがなかったので、混んでいる中木しか知りませんでした。ですが、冬に行ったらがらっがらで。

漁師さんやダイビングショップのオーナーに、冬場の仕事を聞くと、「冬場はお客さんも来ないから副業をしたりとか、定置網の仕事をしたりとかで繋いでいる」と。
海底熟成をする海を探しているタイミングで、こういった本音や事実を知ることになりました。これはSUBRINAの事業が上手くいくと、南伊豆の閑散期に皆さんにお仕事も提供できるなと思いました。

makeshop取材班:そういった背景があったんですね。
SUBRINAは地域活性化に貢献されている取組みですね。

青樹様
南伊豆に限らず、日本全国で水揚げ高はずっと減り続けているんですよね。
地域に貢献できる事業は他にもあると思いますけど、できれば自然を壊さない事業で、僕が大好きな南伊豆の景色はそのままに、地域にお金が落ちるような仕組みができたらいいなって思って。
SUBRINA事業はそういう面ではとても適しているのではないかと思い、やり方や方向性を決めていきました。

まだまだそこまでの規模ではないですけれども、それをもうちょっと大きくしていって、冬でも面白いところがあるんだなとか思ってもらえたりすれば、お客さんも増えていって、それはみんなにとってハッピーなことだなっていうのを思ってやってきていますね。

株式会社コモンセンス

makeshop取材班:ありがとうございます。
貯蔵庫に自分が持って行ったお酒を入れてもらえるようなお取組みもあるんですよね!

青樹様
そうですね。うちの子会社で海底貯蔵庫というサービスを3年前に作りました。これは南伊豆パートナーの中木マリンセンターとの合併会社です。
ダイビングショップがパッケージプランでお客様を募って、海底への設置と引き揚げをご自分でできるようなサービスを提供しています。

商品として、海底で熟成をするワインはどのように選定されていますか。

青樹様
シラー(ぶどうの品種)の栽培や自然環境はもちろんのこと、造り方も味に影響しています。異なるヴィンテージでも、飲んだらSUBRINAだとわかるような一貫した味わいを目指していています。
シラーのワインで有名なのが、フランスのローヌ地方や、オーストラリアのシラーズですが、南アフリカもとても良い産地です。南アフリカのシラーは、ローヌともオーストラリアとも違って、やはり僕が美味しいって思ったのは南アフリカのシラーだったんですよね。もちろん南アフリカの中でも違いはあります。
今お願いしているグレイスランドは小さい規模でやられているワイナリーなので、手作業で造られています。無農薬、オーガニック、手摘みで機械をほとんど使わない、亜硫酸という酸化防止剤も最低限しか使わないんです。

私は今までにないものを造りたいと思っています。SUBRINAを一緒に造ってもらえるワイナリーと繋がることができてすごく満足しています。

株式会社コモンセンス

想いをカタチにできたのはmakeshop

販路としてmakeshopをご利用いただいた理由を教えてください。

青樹様
まずmakeshopさんが1番目立っていたということと、数社で比較したときに、機能面でやりたいことが実現できたのはmakeshopさんだけだったと思います。
それで「makeshopさんで構築しよう」と決めました。

makeshopでおススメの機能を教えてください。

角野様
WordPress連携の機能を活用して、ブランドサイトとオンラインショップを統合しています。
2年前はバラバラだったのですが、やはりお客様の中にはオンラインショップにシームレスに行きたい方もいらっしゃいますし、SEOに関してもすごく課題だったんですよね。 いつのタイミングで統合しようかずっと悩んでいて、でも2人でやっているので、そんなに工数もかけられないという時にWordPress連携機能があり、活用させてもらいました。

あとはクリエイターモードにあるフリーページは自由度が高くて、ブランディングのために色々アバウトページを作りたかった私としては非常に良かったです。

システム的な機能以外では、決済手段が豊富なのもmakeshopの良いところだと思います。 最近Amazon Payを導入したんですが、購入されたお客様の4割がAmazon Payでの決済です。ワンクリックで購入までいけるので便利ですよね。

あとバーチャル銀行口座も良いですよね。

青樹様
あれいいよね!今までは振り込まれたかどうか、各銀行の口座を確認して「〇〇様、ご入金ありました」と伝え、発送していました。全て自動化されて、すごく楽になりました。

makeshopの決済機能、銀行振込(バーチャル口座)は、取引注文ごとに振込用の専門口座を割当てられるサービスです。
入金照合をおこなう際の売掛金の消し込み作業を自動化し事務コストが軽減されることで、業務効率を格段に引き上げる役割を果たします。

銀行振込(バーチャル口座)の詳細はこちら

makeshop取材班:WordPressを連携したことによって得られた効果はありましたか?

角野様
はい、SEOの順位もあがりましたし、今まで見られていなかったニュースページなども見ていただけるようになりました。ストーリーを全部見てから購入してくださるお客様もいらっしゃいます。

makeshopを使ってみた感想を教えてください。

角野様
サポートが素晴らしいですよね!そこが1番かもしれない!

青樹様
そうそう!そこはね。本当にそう思うよ。電話に必ずでてくれるし、掲示板も必ず書かれるし、速い!
あの安心感たるや半端ない。だから寄り添ってくれている感じがするよね。

角野様
クリエイターモードの中でもHTMLの専門的なことも教えてくれて、とても助かっています。

makeshop取材班:クリエイターモードをすごく良い感じにご活用いただいていますよね。
ギフトメッセージカードを「同封する」を選んだ際にメッセージを入れる欄が表示されて、そこを入力しないと「カートにいれる」ボタンが押せなくなっている仕組みはすごいです!

株式会社コモンセンス

角野様
最初はメッセージを記載いただかなくても、カートに追加できる仕様にしていました。
ところが、メッセージの記載のないお客様も見受けられまして、個別にお客様に連絡をすることになってしまっていたんです。そこで、改善をしました。
というのも、購入いただくお客様の半分以上がメッセージをいれてくれるんですよね。
実は私たちはそのメッセージに励まされていて、「頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。

makeshop取材班:ギフトラッピング(QUOTES)も素敵ですよね!
どういった背景でアルコールインクアートを採用されたんですか。

角野様
ラッピングを作るときにインスピレーションとして、"中木の大自然"がずっと頭の中にありました。
実際に南伊豆に行った際に「海の美しさ」と「自然の迫力」と「岩礁の多さ」などが、すごく印象に残ってー。 もう全てにおいて完全にイメージは「混ざり合い」だったんです。
なので、混ざり合いを表現する方法って何だろうと探し続けていたんです。ぱっと浮かぶのは水彩画などがありますが、 少し優しすぎるというか。そういう中でSNSを通じてアルコールインクアーティストとの出会いがありました。アルコールインクアートはインクをエタノールで伸ばして耐水紙の上で混ぜ合い、滲ませたり、エッジをつけたりしながら乾かす、本当に自由自在のアートです。これが中木の自然を表現するとか、気持ちを表現するのに、ぴったりなアートだなと思ったのが決め手です。

株式会社コモンセンス

makeshop取材班:SUBRINAのオンラインショップにはAmazonへの導線もありますが、どういった背景からでしょうか?

青樹様
私たちの目線は"ユーザーさんが使いやすいように、買いやすいように"という前提があるので、そういう意味で公式オンラインショップにもAmazonへの選択肢をいれています。 公式サイトの強みであるリストマーケティングを優先に考えることが一般的だとは思いますが、それより先にお客様の利便性の方が大事ですね。自社の定休日にも発送ができることも、お客様にとってはメリットだと思います。

オンラインショップへの集客はどのようにされていますか?

青樹様
オープン当時は効率の良かったFacebookで広告配信をしていました。 現在はFacebookに加えて、Google広告とAmazon広告で集客を行っています。最近アフィリエイトも始めました。

あと、最近makeshopの海外販売機能を使って越境ECも開始しました!「越境はどうせお酒ダメなんでしょ?」と思ったらOKでした。速攻ポチっとしました。
ボタン1つで海外販売ができるのはとても便利ですよね!

makeshopの海外販売機能は完全無料で海外販売が可能です。海外販売でハードルとなる「言語」「決済」「物流」などへのご準備は一切不要ですので、海外への販売がお申込み後すぐに無料で開始できます。
228の国と地域の購入者へ向けてあなたの商品を販売しましょう。

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販売店から見たSUBRINA

makeshop取材班:実店舗でも販売されているんですよね!

SUBRINAの取り扱いをされており、今回の取材場所としてもご協力いただいた g KEYAKIZAKAの土橋様にもSUBRINAの魅力をお聞きしました!

SUBRINAを販売しようと思ったきっかけを教えてください。

土橋様
コロナの落ち着きもあり、足元で手みやげ需要がかなり上がってきているのを感じていて中で、やはりお酒を贈るというのはすごく人気があると思っています。
そのときにたまたまテレビで拝見したSUBRINAのワインを思い出して、これしかないと思ってお声掛けさせていただいたっていうのが、そもそも取り扱いが始まるきっかけでした。

SUBRINAの魅力を教えてください。

土橋様
ワイン好きの方に対してプレゼントするワインって、お客様もすごく悩んでしまうんですよね。自分がそういう知識を持っていない時って何を贈ったらいいのかって。
その点、SUBRINAは贈り手の安心感も一緒に我々は提案ができる商品だと思っています。

g KEYAKIZAKA

g KEYAKIZAKA様は、あまり見たことがないものや初めて見るものをメインにお取り扱いをされているセレクトショップです。
日本とヨーロッパから独自の視点でセレクトした素敵な商品を季節やその時々のテーマなどに合わせて展開されております。
大切な人と、大切な自分へのとっておきの贈り物を探しに行ってみてはいかがでしょうか?

g KEYAKIZAKA

日本の海底熟成のパイオニアとして

最終形態は「SUBRINA飲みたいね」という固有名詞に

今後の展望を教えてください。

まず海底熟成って外から見ると何か怪しさがありそうな印象を受ける方もいらっしゃるだろうなって。私達はいたって真面目にやっているんですけど、売るために「海に沈めると10倍熟成が早くなる」など、根拠の乏しい話しもあります。

海底熟成は小さいマーケットですし、認知もそこまで広くありません。海底熟成=怪しいみたいな成長ではなく、健全にマーケットが発展することを目指しています。

マーケットが発展をしていくために、適切な方法を共有したり、海の環境はどういうものなのかをきちんと考えたりして進めていく必要があると思っています。売上第一ではなく、海底熟成というものが正当に世の中に受け入れてもらえるようになっていくといいなと思っています。

その中で、最終形としては「SUBRINA飲みたいね」のように、SUBRINAが固有名詞になってくれると最高なんですよね。海底熟成と言えば、SUBRINAになっていけたら良いなと思っています。

今やっている事業を続けていくことも大切です。SUBRINAをきっかけに南伊豆の方々が潤い、地域や観光にも良い影響が続くことが理想です。

海底貯蔵庫は小さな海の生物たちの住まい
豊かな海の生態系を守り、育みながら誕生したワイン

makeshop取材班:とても良い循環ですね。
あと、ワインを沈める柵は漁礁にもなるんですよね!海にも貢献されていますよね!

青樹様
ワインとワインを積み重ねた場合、2センチぐらい隙間が空くじゃないですか。あれは小魚の逃げ場になって、そこで小さい魚や貝、エビなどが何百ってある隙間の中で成長するんですよ。
まさに魚礁になっています。自然にも寄与しつつ、事業を続けていけるところが特徴です。今後、海底熟成を他の地域で始めるならば、より魚礁に近いものを最初に作れたらなと思い描いています。
それによって、地域の漁獲高が増えるのかまで分からないんですけれども、海にとっていいことができたら、みんな得することなので良いと思っていますね。

株式会社コモンセンス

素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました。 コモンセンス様はmakeshopでWordPress連携を活用し、ブランドサイトとECサイトをシームレスにされました。
それによりお客様の利便性が改善し、コンテンツを読んでいただく機会が増え、SUBRINAストーリーが多くの方に広がっています。

コモンセンス様は、目指されている"地域が潤う仕組みづくり"に向け、ストーリーを広げ、自然を守りながら、地域と共に海底ワインをお客様へ届けられているショップ様です。

makeshopでは売れるECサイトを構築いただくため、売上アップ施策のご相談も電話やメールで承っております。将来を見据えて、ぜひ機能・サポート・コストの面で安心できるmakeshopをご検討してください。

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