Interview メイクショップご利用ショップ様の「リアル」な声

自社ECサイトから楽しい食卓をお届け
~売上アップの秘訣は徹底力~

2023.08.30

自社ECサイトから楽しい食卓をお届け~売上アップの秘訣は徹底力~

今回、インタビューをさせていただいたのは、たこ珍味の販売をしている有限会社明石マルシェ様(記事中:明石マルシェ様)と、そのコンサルティングをされているリライズコンサルティング株式会社様(記事中:リライズ様)です。コンサルタントと共に、どのようにECサイトの運用をされているのでしょうか。

  • - EC立ち上げの背景とは?
  • - makeshopを選ばれた理由とは?
  • - コンサルタントとの取り組み内容とは?

など、余すことなくご紹介します。

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資料内容

ショップ紹介
AKASHI MARCHE

AKASHI MARCHE

今回のショップ様は、明石だこ(たこ珍味)の販売をしている有限会社明石マルシェ様です。

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コンサルティング紹介
リライズコンサルティング株式会社

リライズコンサルティング株式会社

今回、インタビューをさせていただいたのは、食品業界専門のコンサルティングを行っているリライズコンサルティング株式会社様です。

リライズコンサルティング株式会社様へECコンサルティングをご希望される際は下記窓口へご連絡ください。
◆ご連絡窓口
お電話:03-5728-6316 平日(10時-12時、13時-18時)
メール:msp@makeshop.jp

たこ珍味で食卓を楽しく過ごしていただきたい

ECサイト立ち上げまでの背景とは

makeshop取材班:明石マルシェ様のご紹介をお願い致します。

明石マルシェ様
私たちの会社は有限会社明石マルシェといいます。
明石の卸市場のようなかたちなのですが、特に明石だこに焦点を置いています。
もともと業務用外食産業や、居酒屋さんに販路を作っていて、その中でたこわさびやたこキムチなどを展開していました。
当初は、お酒を飲む時のおつまみとして展開をしていたのですが、外食産業は価格の安さありきの傾向があり、いくら明石だこと言っても、バイヤーからは普通のたこわさびと同じに捉えられてしまっていました。これだとお客様に食べていただけない、どうしようと思った時に、ECサイトを思いつきました。ECサイトでの販売であれば、直接的にお客様とやり取りができて、かつ美味しい商品を安く提供できるので、スペシャルな商品をご家庭でも美味しく、皆様でにぎやかに食べていただきたいと思っております。

makeshop取材班:ECサイト立ち上げの背景を教えてください。

明石マルシェ様
元々作っていた居酒屋のメニュー(たこわさび)は、実はわさび味とキムチ味の2種類しかなかったのです。
その理由は、バイヤーの中ではたこわさびといえば、わさび味とキムチ味であるという認識が強かったからです。

しかし、お客様の本心はいろいろな種類を求めている、食べたいかもしれない。
そういったお客様はECサイトで商品を探すのでは?と考えました。
そうすると、発想がどんどん無限に出てきまして・・・
「食卓を楽しくしていただきたい!」という思いを、ECを通して僕らの明石マルシェから発信できたらいいなというのが、一番の立ち上げの背景です。

もちろん売り上げを上げたいのもありますし、販路を拡大したいという理由もありますが、何よりも全国的にあまり知られていないかもしれない明石だこやたこ珍味を、食卓でのコミュニケーションツールのひとつとして、楽しみながら食べていただきたいというのが根っこからの気持ちです。

makeshop取材班:明石マルシェ様とリライズコンサルティング様との出会いを教えてください。

明石マルシェ様
当初は、ECサイトの構築をしようと思った時に、珍味だけだとなかなか売りづらく、方法も何も分かりませんでした。その時に、知り合いの社長の方がいらっしゃいまして、その方のご紹介でリライズコンサルティングさんと出会いました。

リライズコンサルティングさんは、「食」に特化しているので、痒いところにも手が届くし、私たちが気づかないところは、既に気づかれています。自分たちが、たとえ知らないことがあったとしても、「ちょっと勉強します。教えてください」というスタンスなので、傲慢なコンサルティングではなく、とてもメーカー寄りであり、親身になっていただける点が決め手でした。

makeshop取材班:リライズコンサルティング様から見た明石マルシェ様の印象を教えてください。

リライズコンサルティング様
ECで商品を売っていくことに関して、今までの主軸が飲食店への卸であり、またコロナ禍で最大20%~30%まで飲食業界のマーケットが縮小している中で、ものすごい不安があったと思いますが、それを全く見せずに貫くというのがすごいと思っています。
どうやって販売していくかという点も、基本的に否定はせずに、どうやったらもっと面白くなるか、お客様に楽しんでいただけるかということを追求されていると思っています。

makeshop取材班:makeshopを選んでいただいた決め手はございますか。

明石マルシェ様
makeshopを知ったのは、リライズさんからのご紹介でした。
いろいろとみていく中で選んで良かったなという点が3点あります。

一点目はアイテム登録や画像登録の枚数がすごく豊富に登録できるところがすごく助かっています。二点目は独自デザインのクリエイターモードです。これを使用すると自由度の高いページが作成できるので助かっています。三点目はサポート体制です。makeshopはすごい多機能で、2年間使っていても使ったことない機能がありまして、それに対して、やりたいことを問い合わせすると、すぐにご対応いただけているので、選んで良かったと思っています。

リライズ様
makeshopはコスパが高いです。さまざまなサービスを比較した際に、それぞれにメリットはありますが、ショップのアイテム数に関しては、そこまで多くなかったスタートだったので、makeshopのコスパの方が有力であり、優先をしたというのが一つです。

あとはMakeRepeaterです。すぐには導入しませんでしたが、リピートフォローメールやマーケティングオートメーションでメールを送れるのが良い点です。まずは立ち上げで、新規のお客様を獲得することは必要ですが、やはり最後はリピート対策が重要となるので、そういった機能系も決め手です。

あと無料系のサービスも検討しましたが、目標の売上を狙いに行くのであれば、ほぼかゆいところに手が届かないという理由もあり、makeshopが最後に残ったという結論です。

集客やリピーター対策ができるMakeRepeater

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売上を上げるための心構え それは”徹底力”

ショップへのこだわりや工夫していることとは

makeshop取材班:ショップに対するこだわりを教えて下さい。

明石マルシェ様
明石だこというのは日本で一番美味しいといわれています。しかし高級で価格が高いのです。なので、軽いイメージや可愛らしいイメージというよりかは、老舗っぽいイメージを出しながらモダンな形を演出したいと考えています。そういうイメージが、現在のECサイトの黒を基調として出ています。
器の形なども重厚感があるようなものにしていまして、食べていただく世代が40~60歳のお父さんになるので、そういうイメージもモチーフにしつつ、商品ページ内に動画を展開するなどして、実際に食べていただくシーンを、想起いただけるように工夫をしています。

makeshop取材班:お客様のことを、しっかりと考えていらっしゃることは大変素敵だと思います。ファンになっていただく為に工夫していることはございますか。

明石マルシェ様
ファン作りのために様々な食べ方のご紹介というものを増やしています。
たこ珍味はどちらかと言えばマイナーの食べ物なので、買ったのは良いが、どう食べていいか分からない方がいらっしゃいます。その方に向けて、同梱物や、メルマガ、LINEなどでおすすめの食べ方を詳しくご説明したり、時期に合わせたメニュー紹介をしたりしています。これがどんどんファン作りに繋がっていければという思いです。

makeshop取材班:売上を上げるための戦略など、心がけていることを教えて下さい。

明石マルシェ様
月に1回リライズさんとMTGを行っています。
内容は直近1ヶ月の動きの確認、原因を追及していきながら、次の施策などを決めています。
例えばイベントごとで、来月このイベントがあるから動こうか、だと遅いので、3ヶ月前から常に作戦を練って動かしています。私たちはまだ1年目、2年目になるので、やはり目の前の仕事に掛かってしまうことが多い中、このように月に1回来ていただいて、方向性や道しるべを見つけてくれて話を進めていただけるので助かっています。
また、自社ECだけではなく楽天などのモールも含めて、複合的な作戦を立て、密なスケジュールを作っていただいています。
さらに、作戦を作っておしまいではなく、どう売っていくのか、どう集客するのかなどもサポートいただいていまして、リライズさんの広告チームの方に、キーワードや広告費のかけ方などもサポートいただいています。
そういう意味で、ECサイトを運営していく上では、リライズさんは私の中ではとても重要なチームの一員です。

リライズコンサルティング様
私たちはコンサルティングをする上で、社長は必ず同席してくださいという風にお伝えをしています。社長と一緒に決めていくのは大きな方針です。

例えば、去年の売上から今年一気に2倍にしていこうとすると、それに対して先立つものが必要になりますし、何より怖いのは、メーカーなので売れ残りです。それに対して、こういう風に売っていこうという大きな指針の意思決定をしていただいています。

イベントごとに関しても、どのタイミングからしかけ始めて、どこのチャネルを分厚くしてといった戦略を立てて運用し、あとはモールを含めて細部に落としていくといったことを打ち合わせして決めています。
コンサルティングのあるあるなのですが、決められた会議の時間の中で、今日明日来週のことで精一杯の打ち合わせになるとこがございますが、明石マルシェさんは長期的に捉えた来年1年間大きな動き、3カ月後、半年後を見据えた新商品の計画、強化出来ていなかったイベントの洗い出しなどに割けているかなと思っています。

明石マルシェ様のすごいところは「徹底力」だと思います。言葉にしてしまうとみんな知っていると思いますが、それを本気で徹底できているか?となったら、なかなか出来ていないところが多いと思います。
当時、月でこれぐらいを売りたいという話をしていた時、まだECサイトを始めて間もないので、当然慣れてなかったのですが、商品をどうやって売るか、在庫をどう増やすか、なんとかギリギリまでプラス1個でも売るにはどうしたらいいか、どういう方法でモールとすみ分けていくかなどを本気で考えることができていました。
売ることに必死という気持ちが徹底してど真ん中にあるのが明石マルシェ様です。

明石マルシェ

売上を倍に!そのための戦略とは

コンセプトは変えずに、あくまでも楽しさを追求

makeshop取材班:自社ECとモールとの特色がある中、どういった戦略の違いを持って取り組まれていますでしょうか。

リライズコンサルティング様
自社サイトの方が、リピート率自体は絶対的に高い傾向ではあるのですが、モールで買いたいお客様もいらっしゃいますので、まずは商品を食べていただくことを大切にしています。冒頭でもありましたように、お客様に楽しんでいただくのが、最も重要なコンセプトです。

自社サイトが旗艦店ではあるのですが、楽天やamazonなどはどうしてもそれぞれの戦略的な顧客の囲い込みがある以上、楽天で買う人は楽天で検索するであろうし、amazonではamazon検索するであろうから、そういったところに得意な商品を当て込んで、まずは商品を知っていただき、その方たちをリピートに育成という形をとっています。
戦略的には、多店舗展開をしていますが、重きの置き方としてはそういった流れで考えています。

makeshop取材班:自社ECの集客力の違いに関してはいかがでしょうか。

リライズコンサルティング様
自社サイトに関しては、広告を出稿しています。決して少ない額ではない金額をしっかり投資していただいて、売り上げを上げることを目標としています。どうしてもミニマムで広告費もかけずにSEOやSNSなどでこつこつ上げていくのは難しく、確率論的にも厳しいので、王道で広告投資をして、新しいお客様に買っていただくための指標も設けて、それを少しでも良くするためにはどうしたら良いかという策を実直にやるのが戦術です。
また戦略としては、昨年良かったところにより投資する方法です。そういったハンドリングをしています。

素敵なお話をありがとうございました。

明石マルシェ様、リライズコンサルティング様はmakeshopでECサイトを構築し、たこ珍味の販売を手がけておられます。

お客様の事を想像し、体験を大切にされ、細部までこだわっておられるのが印象的でした。

動画、同梱物などの工夫や、MakeRepeaterを使った新規顧客からリピート顧客への育成など、売上アップに対する戦略を徹底的に実行されておりました。

makeshopでは売れるECサイトを構築いただく為、売上アップ施策のご相談も電話やメールで承っております。将来を見据えて、ぜひ機能・サポート・コスト面で安心できるmakeshopをご検討ください。

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